2021年新年の福袋で購入した靴は、お店で試し履きをして履きやすかったこと、
値段的にも2足目として高すぎないことから決めたのですが、
PEAKS 1月号のP31、2020年売れたモノランキングのトレッキングブーツ1位の
スカルパ / ZGトレックGTX 24,500円 でした。
https://www.lostarrow.co.jp/scarpa/info/2019/IF2019_SC_Trekking.html
緊急事態宣言中ということで我慢してましたが、延長になってしまったため、
電車には乗らない、人ごみに行かないことを前提に近場丹沢の山(人が多くない)で
運動不足解消をしようと、相模湖近くの石老山を選びました。
登山口駐車場出発 9:00
相模湖病院と登山口駐車場が一緒になっています。
病院に近いところには止めず、奥の方に止めるルールとのことです。
病院に来ている方優先は当然ですね。
初めてのタフトでの登山、一番奥に止めました。山と一体化するタフトの一枚です。
到着して初めて知ったのですが、相模湖病院から顕鏡寺を通過して石老山に登るルートは、
2019年の台風による崩落の影響で立ち入り禁止ということでした。。。
顕鏡寺へは登山道でなく舗装道路の迂回路でも行けるので行ってみました。
御朱印がもらえるか確かめたかったのですが、残念ながらお寺に入れず聞くこともできませんでした。
崩落の影響はお寺にも及んでいるらしく、今でも修復作業をしています。
あの台風が大きな被害を与えたことを痛感しました。
早くお寺が直ってきれいになることを祈っています。
少しお墓に通じる道を行ったところ、きれいな梅が咲いていました。
ここから石老山に登れないのは残念ですが、この梅が見れてよしとします。
方向を逆にしてピストンするルートへ方針変換 9:30
スマートウォッチのナビの方向を逆に進んでみたところ、
進む方向が補正され、石老山に向かう方向に勝手に切り替わりました。
今まで、ルートを逆にするときはスマホでルート設定しなおしていましたが、
そのままでも問題なく使えるということですね。
SUUNTO SPARTANには相当お世話になっています。
しかし、、今回は騙されました。。。
林道から山道に入る予定となっていましたが、山道は見つからず、
また、林道は地図には載っていませんでした。
結局林道を突っ切ることに決定しました。途中道標も出てきたのでどこかに抜けると思いました。
話は逸れますが、林道を歩きながら『戻った後タフトで通ってみようかな』と考えてました。
轍が深かったり、ぬかるんだ道があったりと、4WDタフトなら通れそうだなと考えてました。
下の崩落箇所を見たときは、少しくじけそうになりましたが、まだ行けると思ってました。
ですが、、この林道は途中で道がなくなっていたのです。。。
きっとそれも崩落の影響なのでしょう。
それを見て完全にくじけて、林道をタフトで走ることはあきらめました。
登山に戻りまして、
道が塞がっていたところから、ナビに設定しているルートを目指すことにします。
ナビルートは谷側を指していたので、道はなかったのですが谷の方へ降りました。
この判断、登山では基本的にはやってはいけないことだと思います。
今回は沢に水がなかったこと、土砂止め?のコンクリート壁はありましたが、
横から安全に進むことができそうなこと、ナビルートまで近いことから行くことにしました。
その間、下のような道なき道を歩いて行きます。このルートはおすすめできません。
ナビルートに入ると、ピンクの印が所々にありました。
でも道はありません。もしかしたらナビルートも流されてしまったのかもしれません。
道路に出て山に向かい登っていくと、キャンプ場にあたります。
このキャンプ場を抜けたところに登山口があります。
この入り口を拝借して中に入っていきましたが、すぐ手前の舗装された道が正解でした。
キャンプ場は開いていませんでした。
登山口通過 10:30
舗装された林道を登っていくと、キャンプ場を抜けたあたりに公衆トイレがあります。
水は出ません。。。
沢沿いはこちらも修復作業中でした。挨拶をして通っていきます。
林道から右にそれて登山道に入っていきます。
正直、山頂まで行けるかどうかは不安でした。
途中崩壊しているようなら引き返す、という心境です。
登山道に入ると、沢沿いなので沢を直接登るのか、斜面を登るのか道を見つけるのが大変です。
多少荒れてはいますが、沢沿いだから見つけにくかっただけなのでしょう。
ピンクの印はすぐに見つかるので、大きく崩壊したわけではないのだと思います。
問題なく登っていけます。
ただ、この沢の道自体が急坂です。
靴のグリップは良好です。岩の上でも全く滑りません。
どの岩も苔がついているので、雨の後濡れているときはスリップ注意です。
沢沿いを抜けて左にそれていくピンクの印が見えたところだけ、
沢の岩を登っていく形でした。それ以外は右の斜面に道が続いています。
沢からトラバースへ 登山口から約400m 10:45
最初大きなつづら折りに登っていきます。
すぐに道標があります。展望台まであと約600mです。
途中にある唯一の通行注意の道を超えます。
左にロープが張ってあります。落下防止と思われます。
危険はありませんでした。
階段状の岩は斜めになっているので濡れているときは注意が必要です。
右手に尾根が見えてきたころ道標があります。展望台まであと200mです。
尾根に取り付くと枯葉が多いのでスリップ注意です。
新しい靴いい調子です。ただ、登りが続く道では踵が痛くなりました。
まだ慣らしが必要です。歩き方がよろしくないのかもしれません。。。
展望台通過 登山口から1km強 11:00
展望台手前の道標です。石老山まで1.6kmです。
予定ではこの展望台で昼食を取ることにしています。
尾根道なので1時間くらいでピストンできるだろうと思い通過することにしました。
展望台からは富士山方向、相模湖方向、市街地方向が見えますが、
枯れ枝が多く、肉眼では見えるものの写真ではよくわかりませんでした。
下にあるのは、その中で撮った相模湖方向の写真です。
尾根道を通り石老山をピストンします。
途中小ピークをいくつも超えます。
行きに頭の中で数えながらで8ピーク、帰りは記録を残しながらで7ピークでした。
どこか抜けているか、数え間違いなのでしょうが、
ピーク間の道は歩きやすく気持ちいいです。
ピーク前はどれも短いながらも急坂で、息を切らしながら登ります。
この山行、距離は短いのですが、登り部分がどれも急坂なので、
足の疲れは相当溜まりました。運動不足というのもあったかもしれませんが。。。
途中、特に急に感じた登りが下の写真です。
木をかわしながら登る急登は、最初どこを登っていくのかわかりませんでした。
長い岩場の急登は、心が折られそうでした。登ってみると特に危険はありません。
最後の階段の急登は、疲れもピークでゆっくりペースで登りました。
石老山到着 登山口から約2.8km 11:30
尾根道も石老山まで崩落箇所や危険個所はありませんでした。
ここまでの道、すれ違った登山者なし、山頂に2グループでした。
唯一ひらけている標識のところからは、蛭ヶ岳とその先に富士山がきれいに見えました。
展望がよいところは、このルートではここだけです。
展望台到着 12:00 ※昼食休憩
すれ違う人もいないので、展望台を独り占めです。
ベンチを贅沢に使い、昼食を取りました。
今日の山昼食はパスタです。
持ってきたもの
・3分でゆであがるパスタ
・カゴメ基本のトマトソース(冷凍ほうれん草追加)
・ベーコン
・オリーブオイル
・ツナ缶
以前、トマトソース、肉、ツナ缶を合わせてジップロックでもってきたところ
生臭くなってしまい全くおいしくありませんでした。
その教訓を活かし、ツナ缶は缶のまま持参、トマト缶は味付き、その場で炒める、
というプランできました。
結果はおいしかったです。味付きトマト缶は秀逸ですね。
30分くらい展望台で昼食休憩して、下山していきます。
登りが急だったため、下りは注意しながら進みました。
枯葉によるスリップ注意は、尾根の少しだけ、
通行注意の箇所は下りも特に問題なし、
沢沿いの道も岩の上を斜めに着地しないよう気を付ければ危険を感じることはありませんでした。
キャンプ場を出て、道路を歩いて帰りますが、
林道は道もなく、ナビとも合っていないため、通るのは中止、
道路だけを通って帰ります。
道路でキャンプ場から相模湖病院駐車場まで約2.7kmの道のりでした。
途中、登ってきた山々が見えました。下から見るとピークがいくつもあることがわかります。
ゴールの駐車場到着 13:30
★山行の内容
総歩行距離:14.07km
合計時間:4時間31分(休憩込み)
累積上昇:829m
累積下降:814m
消費カロリー:1,986kcal ※SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR調べ
★感想
丹沢の山は低くても険しいところが多いと再確認
距離は短かったが、登りが急だったため、体力的には相当疲れた
特に足(ふくらはぎやもも)が疲れていた感触
トレーニングにはよいルートだと思う
顕鏡寺からの登山道が復活したらまた登りたいと思う山だった
★高所恐怖症おじさん的採点 ※5段階
技術:2 手をついて超えていく必要があるレベル
体力:4 想定より距離が長くなり、ペースを早くしたから
高所による恐怖:1 全くなし
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