埼玉 秩父 妙法ヶ岳(1,329m) 三峰神社 表参道から奥宮まで 御朱印拝受 2022年6月

ここ最近考えていたことに、

眺望や標高を気にしないならば、何を目的に登山するか?

というものがあって、

ふとお参りを兼ねた登山を計画していこうと考えました。

今までいくつか登山をしてきた中で、

奥宮という神社もありましたし、その御朱印拝受もできたところがありました。

しかも、よく山の神社はパワースポットにもなっているので、

そのパワーを感じてくることもよさそうです。

今後は神社巡りの登山をメインにしつつ、

挑戦登山や運動登山を取り入れる方針で勧めていきます。

まずは第一弾として、三峰神社に行くことにしました。

↓三峰神社HP
https://www.mitsuminejinja.or.jp/

三峰神社は本殿まで車で上がることもできますが、

それだと奥宮まで軽いハイキングになってしまうので、

表参道を通って奥宮までをピストンするルートにしました。

ナビの登録では10.4kmになります。


登山開始 8:30

表参道の始点となる鳥居のところには、

紅乃屋さんが提供している駐車場があります。

停めたら紅乃屋さんに払いに行くスタイルです。

朝早いからか、お店は開いておらず、電話しても出ません。

帰ってくることには開いていると考え、帰りに支払うことにして出発します。

駐車場のタフト
駐車場の看板


大鳥居に一礼して参道に入っていきます。

お犬さまが見守っています。

お犬さま(オオカミ)はこの山で日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を先導した、

と言い伝えられているそうです。

表参道の大鳥居
紅乃屋さんとお犬さま


橋を渡って向こう岸から山登りが始まります。

橋から写真をと撮るのが怖いんですよね。。

下の川までは結構な高さがあり、ゾクゾクします。

登竜橋


ここから始まり、本社が52丁目だそうです。

表参道の入り口


ブロックで舗装された道を登ると見晴台があります。

川の上流側がひらけています。

気持ちいいですが、眺めはまあまあですかね。

見晴台
見晴台の案内図
見晴台からの景色


ここから登山道に入っていきます。

まだスタートから500mくらいです。

登山道入口


序盤はトラバースしながら登っていきます。

高度を上げるところはつづら折りになっています。

登山道始めの登り
つづら折りの登り


谷の部分には橋が架けられています。

いっくつか渡っていきました。

トラバースの谷にある橋


トラバースは沢沿いに続いていきます。

沢の流れる音と、鳥のさえずりがとても心地よいです。

沢沿いのベンチ
大きな杉の木と谷の橋


心地よい音を記録しようと思い録画してみましたが、

この間は鳥のさえずりがあまりありませんでした。。

沢沿いの道


清浄宮到着 スタートから1.64km 9:00

清浄宮というお宮に着きました。

この滝は清浄の滝というそうです。

神聖な雰囲気です。

お参りしてから滝の撮影をしました。

NDフィルターは持っていないので、絞りで露出を調整してます。

清浄宮
鳥居と滝
清浄の滝
橋の下の流れ


絶滅危惧になっているサンショウウオが住んでいるようです。

荒らされないことを祈ります。

サンショウウオの看板


お宮以降は沢の音もなくなり、本格的に登っていきます。

傾斜は結構急です。汗だく、息切れしながら登るくらいです。

道標では本社まで中間地点のようですね。

このあと25丁目らしき石碑がありました。

石碑は52丁目まで1つずつというわけではなさそうです。

見つけた数字は飛び飛びでした。

見つけられなかっただけかもしれませんが。。。

神社までのほぼ中間地点の道標


薬師堂通過 スタートから2.36km 9:20

東屋と祠があります。

薬師堂跡というところだそうです。

祠に報告だけして進みます。

薬師堂の東屋
薬師堂跡
薬師堂の説明


ここから木の階段が始まります。

階段のところは勾配が急ですね。

途中鹿を見かけましたが、写真には押さえられませんでした。

山の鹿は害獣なんですよね。。

木の階段①
木の階段②


家の横を通り過ぎていきます。

こちらは人の気配はしません。

表参道の建物①


本社まで1kmを切りました。

道標


また家の横を通ります。

こちらは人が住んでいそうです。

表参道の建物②
道標


また家の横を通り過ぎます。

こちらはさすがに住める状態ではなさそうです。

表参道の建物③


林道に出ました。

もうあと少しで着きそうです。

元気出して登っていきます。

が、この辺りから虫がたくさん出てきました。

時間だと思いますが、これから増えてくると思われます。

春から夏にかけては虫が嫌ですね。。

林道


林道から登山道に戻り最後の登りを進みます。

もう上の方には本社の境内のような感じが見えます。

最後の登り


三峰神社本社到着 スタートから3.88km 10:00

本社に到着しました。

少し散策してから奥宮に向かいます。

三峰神社の看板


鳥居をくぐる前に見晴台があります。

天気も良く眺望がとてもよいです。

この場所は遥拝殿というらしいです。

奥宮遥拝殿の見晴台
遥拝殿の鳥居

一礼して鳥居をくぐると有名な三峰山の門が見えました。

三峰山の門への道


本殿へ行く前に高台があり、

日本武尊銅像入口と合ったので、そちらに行ってみます。

ヤマトタケルの尊の銅像入口


いました。手が大きいです。

山に登ると良く出てくる日本武尊を拝むことができました。

お犬さまに導かれてここまで来たということでしょうか。

ヤマトタケルの尊の銅像


本殿まで順番に進んでいきます。

最初に三峰山の門を通っていくのが正式ルートのようです。

そこから手水舎で手を清めて本殿へ参拝、

本殿から左手方向へ進み社務所で御朱印を拝受します。

先日ある神社のサイトで御朱印の正しい拝受の仕方を学びました。

今まで御朱印を書いていただいているときに参拝することがありましたが、

本来は参拝をしてその証明として御朱印を拝受するという流れなのだそうです。

間違った参拝の仕方はよろしくないので、注意していきます。

本社の御朱印は拝受できたので奥宮に向かいます。

有名なパワースポットとのことですが、

建物の華やかさ、御神木の神妙さ、日本武尊の力強さ、

確かに中を歩いているとパワーをもらえる気がします。

人生がいいサイクルになっていくことを祈っておきます。


最後に三ツ鳥居をくぐって奥宮に向かいます。

表参道からくると、出口になりますが、

駐車場からくるとここから三峰神社本社に入る感じです。

この鳥居がまた厳かです。

三ツ鳥居


三ツ鳥居から登山口までは、観光地のようにお土産屋が並んでいます。

お土産屋には目もくれず奥宮に向かいます。

奥宮への登山口


雲取山登山口の看板があります。

今回、いずれ雲取山を登るときの下見も考えていたので、

ここから登るということが見れてよかったです。

朝一でここまで来ることは大変ですが、いずれ雲取山挑戦します。

雲取山の標識


1つ目の鳥居をくぐると本格的な登山道になります。

登りはきつくありません。

1つ目の鳥居


少し進むと奥宮は分岐します。

ここに2つ目の鳥居があります。

奥宮分岐
2つ目の鳥居


途中に石の山がありました。

ケルンのようにも見えますが、なんとなく雰囲気が違うようにも見えます。

ケルン?


広い休憩所があります。

スペースのある所にはベンチがある印象です。

休憩ベンチ


登山道は緩く登っていきます。

尾根に近いとは思いますが、中腹を歩くところが多いです。

奥宮への道


道迷いはなさそうですが、道標で間違いないことを確信しつつ進んでいきます。

途中の道標


3つ目の鳥居のところに東屋があります。

東屋と鳥居


ここから雲取山方面へ進む道もあるようです。

奥宮に寄ってから雲取山に向かう人も多いのかもしれません。

奥宮まではあと600mです。

分岐の道標
3つ目の鳥居


この先に鎖場が出てくるということで緊張感が高まります。

ここまで難所はありませんでした。

危険の看板


ここから尾根を進んでいきます。

勾配はきつくはありません。

尾根道
登りの尾根道


4つ目の鳥居が出てきます。

あと一息という感じです。

4つ目の鳥居


岩場がどこに出てくるのかドキドキしながら進んでいきます。

岩場横の道


組まれた足場が出てきました。

足場がなければ、難所になりそうですが、

しっかり組んでくださっているおかげで安全です。

ここまで多くの登山者さんとすれ違ってきましたが、

軽装の方も多かったので、お参りの方も安全に奥宮まで行けるよう、

しっかり足場を組んでくださっているのだと思いました。

組まれた足場(上り)
組まれた足場(下り)


明らかに奥宮へ続く階段が出てきました。

あと少しです。

かなり急な階段なので、手すりを持ちながらゆっくり上ります。

奥宮への登り


最後に出てきました、鎖場です。

ここは階段ではありませんが、手すりも続いているので危険は感じないです。

鎖場


登りきると後ろ側に眺望があります。

方角的には酉谷山の方面かと思います。

奥宮からの眺望


奥宮到着 スタートから7.36km 11:15

無事奥宮まで到達できました。

奥宮は狭いです。

岩の上で休憩されている方もいましたが、

ほとんど場所はありません。

並んでお参りをし、本社へ引き返します。

あとからも登ってくる方が多いので、

入れ替わらないと場所がなくなってしまいそうです。

奥宮
記念碑


奥宮に御朱印を拝受できるところがあるのかと思ってましたが、

ここで参拝した後本社で拝受するようです。

御朱印の案内


4つの鳥居を戻って本社に向かいます。

そういえば妙法ヶ岳の山頂を見かけていません。

後で気づきましたが、足場が組まれていたところの、

上の方がピークだったのではないかと思いました。

地図でもその辺りになっていました。

4つ目の鳥居(戻り)
3つ目の鳥居(戻り)
2つ目の鳥居(戻り)
1つ目の鳥居(戻り)


三ツ鳥居まで戻ってきました。

ちょうど通っている方が少なくきれいに撮れました。

三ツ鳥居


再度社務所に寄り御朱印を拝受します。

奥宮にお参りしたので御朱印をください、と言うといただけます。

コロナ対応で本社、奥宮とも半紙に書かれたものになります。

御神木(戻り)


遥拝殿へ上り表参道を下っていきます。

見晴らし台への上り(戻り)
表参道(下り)


ブロックの道まで戻ってきました。

登るときに戻ってきたら行こうと思っていた、竜門の滝へ寄っていきます。

竜門の滝分岐


滝に到着し、いろいろ撮影しました。

自然の中の滝の音とマイナスイオンに癒されます。

竜門の滝全体
竜門の滝①
竜門の滝②


橋まで戻ってきました。

登竜橋(戻り)


紅乃屋さんで駐車場代を払おうと思いましたが、

お店は開いていません。

電話しても出ません。開いていないようです。

どうしようかと悩んでいたところ、

玄関に『入口』の板が置いてあります。

すいませんと呼んでも反応がありません。。。

勝手に開けてみると、中にお金を置くところがありました。

車のナンバーを書いて500円支払います。

無事支払うことができました。

紅乃屋さん入口


駐車場到着 14:00

★山行の内容
  総歩行距離:15.60km
  合計時間:5時間30分(途中で行動食)
  累積上昇:1,117m
  累積下降:1,123m
  消費カロリー:2,336kcal      ※SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR調べ

★感想
  表参道は完全に登山道
  全体で1,000mを越える累積上昇があり登り応えもある
  本社から奥宮まではそれほど厳しくはないものの、
  登り終盤で体力的につらくなってくる。
  奥宮への鎖場は心配するほどではない
  運動靴でも登れないことはないが、登山装備の方が良いと思う
  登山、パワースポット、御朱印と充実感高い

★高所恐怖症おじさん的採点 ※5段階
  技術:2  難しいところはないが、体力の管理が重要
  体力:3  ナビ登録では10kmくらいだが、本社を散策すると15kmを越える
高所による恐怖:1  危険や高度感を感じるところはなし、橋が一番怖い

★今日の忘れ物
  特になし

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