神奈川 東丹沢 三峰山(標高934.6m) 難所鍛錬 2020年夏

丹沢は全体的に尾根が細いイメージがあります(個人的に)。

高所恐怖症のため、、、両側が切れ落ちていてひらけていると足がすくむことがあります。

この日は、あまり標高は高くなく、岩場の難所があると本で見た三峰山(丹沢)を選びました。

高所の慣れや岩場歩きの鍛錬のためです。

登山スタート バイク駐車位置 8:00

厚木方面から宮ケ瀬湖方面へ進み、煤ケ谷バス停から左にそれる細い道に入り、

車が入れる一番奥(約3km)に小さい駐車場があります。

スタートはここにしました。川沿いに不動尻を経由して三峰山に登るルートです。

スタート直後に沿って通る川        

最初は川沿いに木橋を通ったり、斜面を通ったりしながら、登っていきます。

川沿いの道は渓流の音に癒されながら疲れも感じずに距離を稼げました。

ただ、山の斜面を通る道も多くありましたが、道が細く注意していないと危ないと感じました。

道もザレ気味で滑りやすいです。

進むにつれてさらに細いトラバースになるようなら引き返そうと思うくらいでした。

結果的に、怖かったですが躊躇するほどの危機感はなく不動尻まで来れました。

不動尻は大山と三峰山の分岐点になります。このルートで大山に行くのもよさそうです。

分岐点以降、三峰山へは相当な急登でした。

三峰山手前500mくらいからはやせ尾根で鎖が多い道を進んでいきます。

緊張感のある尾根道でした。

実は、不動尻以降、アブだかハチだかがずっと自分の周りをグルグル飛んでいて、

その虫に刺されるのではないかとビクビクし、止まらず淡々と登っていくだけになってしまいました。

もちろん写真を撮るために止まることなどできるはずもなく。。

『虫よけを塗り忘れたこと』、これがこの日一の後悔です。

いくつか通った木橋のうちの一つの様子             
大山、不動尻の道標    

三峰山 山頂到着 9:45

スタートから約4.5kmで三峰山の山頂です。標識があります。

三峰山の手前300mくらいにもピークがあるのですが、そこが三峰山かと思いました。

三峰山山頂では虫は一時的に飛び回っていなかったので、少しゆっくりお茶休憩しました。

展望は全くありません。前情報通りです。

ちなみに、ピーク以降稜線を歩いている間も虫に悩まされ続けていました。。。

三峰山頂からは崩落箇所や痩せ尾根が断続し、高度感の鍛錬の継続になります。

下の写真の崩落した箇所は鋭く切れ落ちていて、怖くて途中で止まれませんでした。

そのため、通過した後安全性確保して撮った写真になります。

途中注意の看板をいくつか見かけました。登山者も少ないので、注意が必要なのがわかります。

崩落した箇所 
注意看板

写真のようなやせ尾根と鎖場、崩落地をくりかえして進んでいきます。

途中たまに下の写真のような展望がありました。

スタートから6kmあたりのところです。

わずかな展望 

最後の注意看板 下り物見峠からの合流地 11:00

物見峠まではいかず途中から下りに入る道を取りました。

下りはじめも急坂で、かつザレ気味の道となるので、転倒の注意が必要です。

下りのはじめ6.75km地点から終わり9.6km地点までで、高低差約520mです。

道路に出たあとは、煤ケ谷バス停から折れて通った道路を3km弱登って駐車場へ到着です。

最後の注意看板(登り方向用)        

ゴールの駐車場到着 12:15

★山行の内容
  総歩行距離:12.40km
  合計時間:4時間12分(休憩込み)
  累積上昇:893m
  累積下降:882m
  消費カロリー:2,497kcal      ※SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR調べ

★感想
  前評判通り危険個所は多い登山ルートと感じた
  私にとっては、展望が少ない(高度感を感じるところが少ない)ため、
  鎖場であってもそれほど怖くはなかった
  崩落地は切れ落ちて木もないため怖い・・
  両側崩落していてやせ尾根になっていたら相当怖い・・・
  このルートはやせ尾根はあるが、両側崩落している箇所はなかったと思う

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