神奈川 丹沢 大山(1,272m) 蓑毛バス停から日向薬師へ 2023年9月

週末のサクッと登山ということで、大山に登ります。
車で行くといつもルートが同じになるので、今回は電車とバスで乗り継ぎ、蓑毛バス停から入り、日向薬師に抜けるルートにしてみました。
ヤビツ峠ではなく、蓑毛バス停にしたのは、運動目的で距離を長くとるためです。


小田急秦野駅北口の4番乗り場からヤビツ峠行きのバスに乗ります。
7:20の始発に合わせてきましたが、到着時には長蛇の列になってました。。
残念ながら乗ることはできず、、次の7:44まで待つのかなと思っていたところ、臨時バスが到着して乗ることができました。
蓑毛で下りる場合には、ヤビツ峠行きではなく、蓑毛行きを狙った方がよさそうです。
休日始発は6:25、次は7:00のバスがあります。
この日の準備段階では気づくことができず、満員バスに揺られてくる結果となりました。

↓神奈川中央交通HP 秦野駅 バス乗り場案内ページ
https://www.kanachu.co.jp/sp/noriba/terminal?tid=20

蓑毛バス停
トイレ
マップ


登山開始 7:50

バス停から道を渡って進んでいきます。
最初は普通の道路です。


阿夫利神社下社とヤビツ峠の分岐が出てきます。
この分岐には相生山千元院が鎮座しています。
ヤビツ峠方面の左側へ進みます。

阿夫利神社下社分岐


キャンプ場や沢沿いを進んでいきます。
まだ舗装された道なので、登山感はありませんね。


この道の途中で蛇に出会いました。
調べたところ『ヒバカリ』かなと思われます。
細くて小さめの蛇でした。無毒のようです。


沢を渡ってから登山道に入っていきます。
ここ数日雨が降っていなかったので、ヤマビルは大丈夫かなと思っていましたが、登山道は湿っているので、出てきそうな感じです。

登山道入り口


トラバースのように登っていく道が多く、狭いところがありますが、勾配はそれほどきつくなく、歩きやすい道です。
途中ヤマビルのフリフリを見かけましたが、ほんの2~3匹です。


ひらけたところが出てきましたが、景色は微妙です。
最近天気に恵まれないですね。

道中の景色


ヤビツ峠の近くまで来ました。

ヤビツ峠手前


ヤビツ峠到着 スタートから3.34km 8:50

ヤビツ峠まで登ってきました。
前に到着されていた方々がヤマビル処理をしています。
めちゃめちゃ噛まれてました。。。
自分もズボンや靴を見たところ、3匹発見です。
メッシュ靴下、タイツ、靴下、ズボンの装備だったので、噛まれてはいません。
道中数匹だったのに、ここで3匹見つけたのが不思議です。
ヤビツ峠直前の道が草の中を通らなければならないので、そこで付いたと思われます。
あとは、先行されていた方が、道中のヤマビルを持って行ってくれていたっぽいです。

ヤビツ峠のレストハウス


ヤマビル処理を終えて、頂上へ向かいます。
丹沢によく出てくる看板があります。
大山コースNo.0のスタート地点です。

ヤビツ峠からの登山口 No.0の看板


ヤビツ峠からは歩きやすい道が続きます。
階段のところは勾配がきついですね。


No.1通過です。

No.1の看板


少し下って登り返すと岩を登っていくところがあります。
鎖がありますが、全然難しい登りではないです。
その後、かなり狭いトラーバースがありました。


狭いトラバースをこんなところを通すんだなと思いながら歩いていくとT字路にあたります。
上の方に看板が見えたので、右手に曲がります。

少し逸れた道


見えていたのは看板の裏側でした。
狭いトラバースは本来のルートではありませんでした。
どこで間違えたか自分でもわかりませんが、通れる道ができているのでご注意を。
気を取り直して、No.2を通過していきます。

No.2の看板


緩やかな尾根道です。

No.2~3の道


No.3通過です。
雲に覆われてしまいました。

No.3の看板


後半、登りがきつくなってきます。
階段がつらいですね。


No.4通過です。
ここで、下社からの道と合流します。

No.4の看板 合流地点


阿夫利神社本社到着 スタートから5.90km 10:15

頂上までたどり着きました。
思ったよりハードでした。
本社奥の院にお参りをして、軽食を食べてから下社へ向かいます。
この日は行動食をこまめに取っていく作戦です。

鳥居
阿夫利神社本社
奥の院


下社へはいつも登ってきている道を下ります。
週末ということもあり、登山客の方が多いです。
下りに入ってからお腹の調子が悪くなってきました。
残り2kmくらいの道のりを耐えられるのか、心配になりながら下っていきます。
いつも登山中は交感神経優位で収まることが多いので、それを期待しながら。。

白山神社


何度かノックに耐えながら下ってきましたが、下社までもう少しというところで気が緩んだのか強いノックが襲ってきました。
下社に到着してトイレを探すと、茶屋の更に下まで行かなければならず、駆け足で階段を下りていきます。
無事大惨事を回避することができ、下社参拝をしていきます。

トイレから登る階段


阿夫利神社下社到着 スタートから8.57km 11:40

リラックス状態で参拝し、本社、下社、二重社の御朱印を拝受しました。
ここから、見晴台経由で日向薬師を目指します。

↓大山阿夫利神社HP
https://www.afuri.or.jp/

阿夫利神社下社


見晴台経由で下ってくるときは、勾配もなく小走りで進んでこれる道でしたが、逆から通ってみると少しずつ登っていて、疲労がある体には思ったよりしんどかったです。
この道では、下ってくる方がほぼ道を譲らず進んできます。
一応登山の基本として、リスクの観点から登り優先というのを学んできていますが、まあ危険も少ないのであまり気にせず譲りながら進んでいきます。

二重社
見晴台への道の崩落地


見晴台通過 スタートから10.12km 12:20

見晴台には休憩されている方々が多くいます。
この日は残念ながらここから大山や街の方は見渡せません。

見晴台
大山の景色


ここから初めて通る道です。
日向薬師に向けて下っていきます。
通る方が少ないと思われる道なので、蓑毛からの道のような湿っていてヤマビルうようよでなければいいなと思いながら進んでいきます。


序盤は緩やかです。
特に湿ってもなく、歩きやすい道です。
階段が出てくると九十九曲と言われる道に入っていきます。

九十九曲への下り


長いつづら折りの道です。
数えてませんが、きっと99回つづら折るのだと思います。

九十九曲


道路が出てきました。
ここから道路歩きかと思いきや、ここは渡ってすぐに山道に入ります。

道路


山道に入って次の道路は日向薬師まで続く道路です。
いくつかキャンプ場を横に見ながら、散歩気分で歩いていきます。
ずっと下り道です。
キャンプ場にある川で皆さん遊んでいますが、このあたりはヤマビルいないのか気になりました。
ヤビツ峠からここまでヤマビルは出てきませんでしたが、進行方向左手の山は以前雨の日に歩いてヤマビル大量発生の洗礼を受けた山域です。
きっと、キャンプ場の方々が、エリアに入ってこないように塩や薬品でバリアしているんでしょうね。

日向薬師への道路


日向薬師到着 スタートから14.98km 13:40

最後の目的地に到着です。
こちらで参拝して無事山行できたことを報告します。

↓日向薬師HP
https://www.afuri.or.jp/

日向薬師


参道を下っていき、道路を右に少し進むと日向薬師バス停です。
だいぶ疲れが溜まってきています。


日向薬師バス停到着 14:10

また丹沢の新規ルートを試していきたいと思います。

★山行の内容
  総歩行距離:16.18km
  合計時間:6時間17分 (各目的地で小休憩含む)
  累積上昇:1,106m
  累積下降:1,251m
  消費カロリー:3,521kcal
  ※SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR調べ

★感想
  新しいルートは新鮮さと冒険感があって面白い
  蓑毛~ヤビツ峠は雨が降ってなくてもヤマビルがいるため注意
  大山のルートは人が多いため、時間は余裕を持っておく必要あり
  パワースポットを巡りながら、運動としてもちょうどよくお勧めのルート
  バスの本数も全然ない問うわけではなくアクセスよい

★高所恐怖症おじさん的採点 ※5段階
  技術:1  道迷いだけ気を付ける程度
  体力:3  距離は長めのためペース配分注意
高所による恐怖:1  全くなし

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