東京 雲取山 東京都最高峰 日本百名山 雲取り山荘で一泊 三峰神社方面へ下山 2日目 2023年12月

2日目の朝です。
5:30のご飯の案内で起きて食堂に向かいます。
睡眠は少し起きることもありましたが、結構寝れました。
朝食は鮭定食をいただきました。
ご飯のお供がたくさんあるので、ご飯が進みますね。
しっかりいただいて出発に備えます。

朝食


ご飯を食べて外に出てみると、空が明るくなっていました。
チェックアウトが7:00なので、自分はここで朝日を拝もうと思います。
雲取山から山荘まで感覚的にかなり下ってきましたので、登るのが億劫になってしまいました。
他の宿泊客の方で、食後すぐに出発して雲取山山頂に向かった方もいらっしゃいましたね。
御来光という形では山荘からは木や山が邪魔して眺望があまりよくはないです。

朝方の東京方面


朝日が出てきました。
眺望はよくありませんが、心は洗われる気がします。

太陽が昇りそうな方向
日の出


山荘が朝日に照らされてきれいだったので一枚撮りました。

朝の雲取山荘


違う角度で朝日をもう一枚。

違う角度からの日の出


登山開始 7:00
チェックアウトして三峰神社方面へ下っていきます。

山荘前の道


大ダワに向かい男坂と書かれた道標が出てきました。
この後アップダウンがある想定なので、ここでは巻き道を進んでいくことにします。
巻き道はずっと下っていく感じです。
一方男坂は小ピークを通る感じかと思います。


男坂との合流地点となる大ダワを通過して、白岩山へ登っていきます。
歩きやすい樹林帯から、細いトラバースや尾根沿いなど、様々な形で登り続けていきます。
看板があるところは急坂をつづら折りに登っていく道です。
雪があると事故が多い道のようです。


左側をトラバースしているときに少しひらけたところから奥秩父側の山々を見ることができました。

奥秩父方面の眺望


引き続き白岩山に向けて登っていきます。
雪がなければ危険を感じない歩きやすい道です。


白岩山到着 スタートから3.02km 8:05
あるピークに着きました。
標識は朽ちていて何と書いてあるかわかりません。
地図ではここが白岩山となっています。
通過して先へ進みます。
※あとでアプリで見てみると、雲取山荘より高い位置になっていました。

白岩山


次のピーク前白岩山へ向かいます。
下って登り返す形ですね。


平らなところに出ると左側にベンチがあります。
ベンチの場所が展望台になっているようです。
三峰神社の方や奥秩父の方を眺めることができます。
ここで休憩するのもよさそうです。

展望場所
三峰神社方面の眺望


展望場所から先がまた下りなので、鞍部というわけではないみたいです。
少し細めの尾根に乗り、そこから登り返していきます。
尾根の部分が鞍部だった気がします。


前白岩山に到着しました。
こちらの標識はきれいです。
特に休まず先へ進みます。

前白岩山山頂


左側が切れ落ちた細い尾根を通り、結構急な下りみちを進んでいきます。


途中前白岩の肩という目印のある平らな部分を通ります。

前白岩の肩


その後多少ゾクッとするような細い尾根を3か所通りました。
こういったところも雪があると難易度が一気にあがりそうです。
一つのミスが命に関わるといった感じですね。
雪はないですが慎重に通っています。


細い尾根ゾーンを越えると、急な下りが続きます。
三峰神社から登ってくるとここが苦しそうですね。


お清平の標識がある鞍部に到着しました。
急坂を下りてきましたが、また登り返します。

お清平


広い登りにくい尾根を登り、途中から巻き道を進んでいきます。
広い尾根道はどこが登山道かわかりにくいです。
枯葉の積もった窪みを何度か渡ってみましたが、どちらが正解かはわからなかったですね。


霧藻ヶ峰到着 スタートから6.85km 9:45
稜線沿いに進むルートの最後のピークに到着しました。
三峰神社から登る場合は3つのピークを踏む際、それぞれ強烈なアップダウンを通る必要があり、しかも登る側は勾配もきつく思えたので、体力的にも苦しい印象を受けますね。
さらに最後は雲取山までの最終ピークを踏まないといけないですから。

霧藻ヶ峰


炭焼平という標識が出てきました。
平が付くところは、文字通り平たい場所になっていて、何か云われがあるところのようです。

炭焼平


少し進むと道標が2つあるとこが出てきました。
なんでかなと思いながら通り過ぎてしまったのですが、ここから奥宮へ進めるようでした。
分岐する道もわかりにくいので、気づかないで過ぎていかないよう要注意です。

奥宮分岐


一度行ったことのある奥宮ですが、どのようにアプローチしていくのか予想つきません。
最初は道の跡が少なく、どこを登っていくかわからない道が続きます。
ピンクのテープがあるので、それを頼りに進みました。
尾根は歩きやすいのですが、疲れが溜まってきていたのか、尾根の下りになったところで転びました
登山で転ぶときって、目の前が一瞬飛ぶんですよね。
これを何度か経験すると、本当に危ないところで転ぶとどうしようもないというのが肌身で感じ取れます。
少しでも危険なところでは、できるだけ注意しながら進まないといけないと、また心に刻みます。
なんせ高所恐怖症でもありますから。。。


奥宮へ向かう最後の鳥居のところにある東屋に出てきました。
前回来たときには、この東屋のところに分岐があることは認識できませんでしたね。

登り合流地点


少し危険な部分もありながら残り1km弱の道を進んでいきます。
多少アップダウンがありますが、登りがキツイというところはありません。

奥宮への道②


最後の階段です。
ここが一番キツイところですね。
階段の幅が狭く、段差もきついのと、後ろがひっくり返ると崖まで行ってしまう恐怖感があるからでしょうか。
終盤で疲れているので、転げないよう気を付けて上っていきます。

奥宮手前の階段


三峰神社奥宮到着 スタートから9.25km 10:40
奥宮登拝完了しました。
2日目のここまで無事に到着できたことにお礼をしました。
レンズ部分を触ってしまったのか、曇ったのか、この写真だけフレアっぽくなりましたが、それも神秘的で良いかと思います。

三峰神社奥宮


今歩いてきた稜線が見えます。
雲取山は白岩山の後ろあたりに少し見えます。

雲取山方面の眺望


帰りは2度目の道です。
歩きやすい道ですね。
トラバース部分は少し細くて注意必要です。


本線に合流するところの鳥居まで下ってきました。
もう終盤なので、気分も気楽であっという間に到着です。

合流地点にある鳥居


登山口の鳥居に到着です。
あとは、三峰神社を参拝してこの山行は完了です。

登山道終わりの鳥居


三つ柱鳥居をくぐり、境内を散歩しながら参拝してきます。
全部を見る元気は残ってないので、本殿参拝、社務所で御朱印拝受して、食堂へ向かいます。
ここで山行は終了とします。
↓三峰神社HP
https://www.mitsuminejinja.or.jp/

三峰神社三つ柱鳥居


三峰神社到着 11:20

★山行の内容
  総歩行距離:11.66km
  合計時間:4時間22分 (小休憩含む)
  累積上昇:550m
  累積下降:1,319m
  消費カロリー:1,842kcal
  ※SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR調べ

★感想
  三峰神社までは下りの行程だが、3つのピークを越える必要あり
  そのためアップダウンが続き体力は気にする必要がある
  下りは急勾配があり、スリップや店頭に注意が必要
  ところどころ眺望があり、休憩に最適なところあり
  霧藻ヶ峰までは細い尾根やトラバースがあり、危険は感じないが注意は必要
  雪が積もったときにはこちらのルートも難易度が相当高くなる想定
  全体的には整備されていて歩きやすい

★高所恐怖症おじさん的採点 ※5段階
  技術:2  危険なほどではないが注意すべき場所はいくつかある
  体力:2  アップダウンと急な下りがあり体力を使うところが多い
  高所による恐怖:2  細い尾根は事故を想像し少し恐怖感あり


《番外編》
三つ柱鳥居前にある食堂で昼食です。
ガッツリ食べておかないとということで、わらじカツ丼を注文しました。
少し重かったですが、疲れた体にしっかり入りました。
カツはグリル用の薄目の豚肉が2枚ついています。
まさにわらじのようなカツで甘いタレは天丼風です。
みそ汁も山菜が入っていておいしくいただきました。

わらじカツ丼


食堂のテラスからの眺望です。
雲取山まで見渡せます。
この景色を見ながら食事することもできます。
自分は食事に集中するべく屋内で済ませました。

テラスからの眺望


12:30出発のバスに乗ります。
バス停からも通ってきた山々を見渡すことができます。

駐車場からの景色


バスはこののり口からは皆さん座れていましたが、途中載ってくる方は座れなくなるくらいの混み方です。
バスで西武秩父駅へ、電車で拝島まで何度か乗り継ぎ、車に着いたのは16:00でした。
次の年末の山行はまた計画していこうと思います。

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