神奈川県 箱根外輪山 明神ヶ岳(1,169m) パワースポット大雄山最乗寺から 御朱印も 2021年12月

天気が良い日だったので、登山を計画したのですが、

遠くまで行く時間が取れず、近くの山を探していて見つけました。

小田原大雄山最乗寺はパワースポットとして有名らしく、

そこから登山もできるということで、

パワーをもらいながらハイキングしてきます。

↓大雄山最乗寺 HP
https://daiyuuzan.or.jp/

駐車場のタフト


登山開始 8:15

最乗寺の駐車場にタフトを停めて出発です。

駐車場はいくつか場所が分かれていて、100台以上停められます。

今回のコースは奥の院から登り、南側から戻ってくる周回コースです。

奥の院からの道は登山地図には載っておらず、

いろいろ調査して最近でも道があることは確認し、

Suuntoのアプリでもルートが出てきたので大丈夫と思いますが、

それでも不安があります。

エスケープルートは『引き返し』です。

駐車場から参道を抜け、境内に上がっていきます。

駐車場から参道への道
最乗寺へ上がる階段


境内に上がると総受付のある広い敷地に入ります。

紅葉もきれいだったので何枚か写真を撮って、

奥の院の方へ進んでいきます。

※この日、子供の迎えがあったため、結構なハイペースで進んでいます。

参道の様子
紅葉したモミジ
瑠璃門
紅葉と本堂


奥の院へは本堂の左手を進んでいきます。

本堂でお参りをして登山の見守りをお願いしました。

御真殿、奥の院への道
御供橋


最乗寺は長い階段でも有名なようで、

境内だけでも708段あるとのことです。(奥の院まで)

大雄山駅から歩いて登ってこようとすると1,000段超えると思われます。

駅から駐車場まで5kmくらいあって、更に登りなのでバスが賢明かと。

御真殿への階段


個人的な印象では、『御真殿』が一番のお堂に感じます。

階段を登ったところで迎える圧倒感、

シンボルの下駄が鎮座している、等パワーを感じる場所です。

御真殿
シンボルの大きな下駄


御真殿から奥の院が一番長い階段のようです。

鳥居を抜けて登っていくと、一度平坦になり、

そこから奥の院まで天狗の間を通って長い階段を登っていきます。

これから登山なので、階段は急がず準備運動としてゆっくり登ります。

奥の院への階段①
奥の院への道
奥の院への階段②
階段を上から見たところ
奥の院


奥の院の手前左側にベンチがあり、

その先へ進むと登山口のようです。

登山道入り口


登山道に入りました。

道があるので問題なさそうです。

自分以外にも登山客の方が数名いらっしゃいましたので安心しました。

地図で確かめたところ、基本的には尾根沿いに登っていくので、

道がわかりにくくなっても、尾根から外れないようにしていきます。

※いくつかわかりにくい場所がありました。

登山道序盤①
登山道序盤②


鉄塔のところで、空が開けます。

眺望は、、、相模湾がチラッと見える程度です。

鉄塔
鉄塔からの景色


林道交差点通過 スタートから2km 9:00

林道と交差する認識はありませんでしたが、

距離的には中間地点くらいでしょうか。

ここからトラバースして登っていきます。

道が狭く、左側は切れているので、注意が必要です。

林道交差点
急なトラバース


急なつづら折りに登っていく箇所が出てきますが、

つづら折りは2回くらいで、そのままトラバースに戻ります。

急坂


尾根に近づくにつれて、道幅が広くなり、左側の傾斜も緩くなります。

ここまで道がわかりにくいところはありませんでした。

ここからまた尾根から外れないように登っていきます。

トラバース終盤


さらに尾根を登っていくと段々傾斜が急になってきます。

途中金時山への分岐がありましたが、

この道は通ってはいけないようです。

見た感じ谷に向かっていくようなのですが、

巻き道で稜線の鞍部に繋がる道なのでしょうか。

この辺りまで来ると後ろに丹沢の山々が見えるようになります。

写真では枝が邪魔でわかりにくいですが、、

蛭ヶ岳や丹沢山を眺めることができます。

金時山分岐
丹沢方面の景色


鞍部を越えるとくぼんだ道を通るようになります。

はじめの方はまだよかったですが、後半は歩きづらく、

また滑るので注意が必要です。

このような極端なくぼんだ道は足を取られて横にも転びそうになりますね。

ポールをつく場所もいまいちいいところがわかりませんでした。

途中の鞍部
くぼんだ道①
くぼんだ道②


くぼんだ道を越えると稜線に出ました。

右側が金時山、左側が明神ヶ岳です。

稜線分岐点


右側が開けていたので、少し寄り道して写真撮影です。

稜線を進む間はカメラも使っていきます。

分岐点金時山側へ少し進んだところの眺望①
分岐点金時山側へ少し進んだところの眺望②


明神ヶ岳へ向かいます。

なだらかな気持ちの良い道です。

トレランされている方々何組かとすれ違いました。

明神ヶ岳への稜線①
明神ヶ岳への稜線②
稜線から振り返った景色


右側が崩落した箇所があります。

景色が雄大です。が、少し怖いです。。

風が強いことと、滑っていきそうな気がするからかもしれません。

崩落地
稜線方向から見た崩落地


明神ヶ岳到着 スタートから4.9km 10:10

明神ヶ岳に到着しました。

ひらけていて眺望がすばらしいです。

箱根山 大涌谷、富士山、金時山が良く見えます。

残念ながら芦ノ湖は見えませんでした。

明神ヶ岳山頂
看板
金時山と富士山
大涌谷


少し進むと相模湾や丹沢山塊まで見渡せます。

カメラで手前の枝をぼかすと蛭ヶ岳や丹沢山がわかります。

明神ヶ岳の先
丹沢の山並み


山頂から少し進むと最乗寺への分岐が出てきます。

こちらは地図に載っている道なので安心です。

ここからは相模湾と伊豆大島が良く見えました。

最乗寺分岐
伊豆大島
相模湾


いざ分岐に到着し、下ろうと思ったのですが、

どこから入っていくのかわかりにくいです。

写真で見て道標のすぐ左から入っていったのですが、

ここからは急坂、かつ滑るような普通のルートとは思えませんでした。

きっと違うところにもっと入りやすい道があるのだと思います。

分岐の入り口


下りはじめはくぼんだ道です。

登りの方と同じです。

結構急なので下りだとよく滑ります。

できるだけ平らな足跡を踏みながら進んでいきます。

下りはじめの道


看板が出てくるころには歩きやすい道になっています。

ここからペースアップです。

看板と平坦な道


こちらのルートは前方がひらけています。

天気が良く歩いていてとても気分が良いです。

明神ヶ岳を周回するなら、この道を下りにした方が良いと思います。

奥の院からの道はほとんど眺望ありませんので。。

歩きやすいひらけた道
リフトの残骸
下りながら相模湾
下りながら小田原市街


途中岩混じりの場所がありますが、特に危険な個所はありません。

岩交じりの下り


神明水』という看板がありました。

涸れているのか、凍っているのか、水は出ていませんでした。

神明水


樹林帯に入ると休憩所があります。

今回のルートでは、この場所しか休憩所の記憶がありません。

※明神ヶ岳山頂を除いて。

休憩所


下りの林道交差点に到着しました。

交差点を越えると急な下りに変わります。

林道交差点
狭く急な下り


ここから道がわかりにくくなります。

もう最乗寺も近いので迷うことはないと思いますが、

楽に通れる道がきっとあると思います。

自分はほぼ直線的に下っていきました。

直線的に道があるんです。。階段のようになっている箇所もあり。

でも明らかに急で、普通は通らないのではないかと感じます。

急坂


直線的に下りてきて道標にぶつかると、T字路にぶつかった感じです。

道標と下りてきた道


下に階段が見えたので、向かっていきましたが、

こちらは道が薄くなっている印象です。

古い階段


そのまま階段を下っていくと『座禅石』というところに出ます。

登山口という標識はありません。。

参道手前の階段
座禅石


座禅石のすぐ近くにある橋を渡ると参道に当たります。

その参道を登り、境内に出る階段も超えて更に登ると、

大きな下駄があり、その左側にある橋が登山口のようです。

本当はここに出てきたかったのですが、全くわかりませんでした。。

登山口


早く戻ってこれたので、日にあたるモミジや太い杉を撮影しました。

散っている葉もありましたが、ちょうどよい紅葉で綺麗です。

御朱印は総受付にあります。

モミジ
紅葉と大木

駐車場到着 11:45

★山行の内容
  総歩行距離:10.39km
  合計時間:3時間31分(頂上で小休憩)
  累積上昇:879m
  累積下降:875m
  消費カロリー:1,766kcal      ※SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR調べ

★感想
  登山ルートとしては危険個所はない
  お寺参拝、パワースポット、御朱印と登山を組み合わせられ達成感が高い
  奥の院からの道は登山地図にないが、尾根沿いに進めば問題ない
  外輪山稜線は景色がよく、歩きやすく、縦走したくなる
  くぼんだ道は転びやすいので注意が必要

★高所恐怖症おじさん的採点 ※5段階
  技術:2  くぼんだ道で転ばないように注意
  体力:2  距離的にも高低差も運動に良いレベル
高所による恐怖:2  崩落地の横を通るとき少し怖かった

★今日の忘れ物
  特になし

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