次の日天気がよくなりそうだったので、急遽長瀞まで行くことにしました。
道の駅で車中前泊し、長瀞アルプスを山行します。
スタート地点は、長瀞駅入り口交差点にある、砂利の一日駐車場です。
500円/日で、車のナンバーを書いてお金を入れた袋(備え付け)を料金ポストに入れます。
※日中は駐車場の方が集金してくれるようでした。
宝登山神社への入り口にある大鳥居が雄大です。
桜が咲くといい写真が撮れそうです。
秩父鉄道長瀞駅、山奥の駅は風情があり、駅を見るだけでも趣があります。
ここでトイレを借りて、出発地点の隣駅、野上駅へ電車で向かいます。
トイレを出たところで電車が到着(7:46発)、
ここでフォークを持ち忘れたことに気づいたので、
とくに焦って乗らず、フォークを取りに行ってちょうど次の電車くらいかな、
と思っていたら、次の電車は8:23でした。。
周りを眺めたり、駅の写真を撮ったりしながら、のんびり時間を過ごし、
8:23発の電車に乗って隣駅へ向かいます。
ここでも持っていないことが、、、7:46発の電車は絵が描かれた特別車両でしたが、
乗った車両は残念ながらペイント車両ではありませんでした。
写真に残せませんでしたが、フルラッピングトレインと呼ばれているものだそうです。
↓秩父鉄道HPより
https://www.chichibu-railway.co.jp/chichibu-railway-train.html
野上駅より登山開始 8:30
駅を出て大通りを渡ると、長瀞アルプスのマップがありました。
ナビに登録したルートと同じ道を指しています。
周りの自然を眺めながら舗装道路を歩いていきます。
万福寺の角を左に曲がり、登山口に向かいます。道標の通りです。
お寺巡りも考慮したナビルートにしていたのですが、
万福寺は雨戸が閉まっており、人もいらっしゃらなそうだったので、素通りです。
登山口通過 出発から1km弱 8:40
万福寺の角を曲がってからほどなくして登山口が現れます。
ここから登山道に入っていきます。
登山道に入ってすぐは、小さい涸れ沢のような窪みの脇を登っていきます。
しばらく登ると、傾斜がなだらかになり、分岐が現れます。
見る限りどちらが正解かわかりにくいと思います。左は階段が作られているので。
ナビの通り、右側へ進みます。(正解)
左側がどこへ繋がっているのかは、確認していないのでわかりません。。(地図にもなし)
枯れ木の樹林帯に入り、尾根に取り付きます。
天気はパッとしません(晴れの予報だったのに・・)でしたが、気持ちよく歩ける登山道です。
危険も全くありません。
1つピークを越え、稜線を歩きます。登山口から250mくらいです。
募金箱通過 登山口から約1km 9:00
『環境整備協力金』(私有地)とのことです。今後も安全に登山ができるよう、
100円を入れて通らせていただきます。
またしばらく歩いて行くと、わかりにくい分岐が出てきます。
宝登山は右側を指していて、左側は天狗山へ登っていく道です。
どちらが長瀞アルプスなのかは、不明な分岐です。。
目的地が宝登山なので、ナビの通り右側を進みます。(たぶん正解)
日当たりの良いコルを通過です。登山口から1.5kmくらいです。
登山道は狭く見えますが、危険は全く感じません。
ここの鞍部から宝登山が見えました。
途中の展望はここだけです。
コル部を登り返したところに、小ピークへ向かう(右側)分岐があります。
展望がありそうな感じだったので行ってみましたが、展望ありません。。
分岐は無視して直進してよいと思います。
細かい分岐をいろいろ確かめながら進んでいくと、氷池の分岐が現れます。
この地域はかき氷が有名らしく、氷はこの氷池の天然ものが使われるそうです。
危険張り紙のある個所がありました。
道は問題ありませんでしたが、周りが崩落しています。
砂場で山を作ってトンネルを繋げようとしている状態のようです。
もう少し崩れていくと、道の部分も陥没してしまうかもしれません。
通行は念のため注意です。
この辺りから駅とは逆側に下りるルートを設定していたので、
右に下りる分岐を探しながら歩いていました。
次の写真の道標には右に下りる道はありません。
その先に道標のない分岐を発見、ナビとは少し位置がずれていましたが行ってみました。
道があるようには見えます。
ですが、踏み固まっているわけではなく、フカフカした感触です。
もう少し進むと道がなくなりました。
先の方を見ても尾根ではなく、また道も整備されていないため、引き返します。
結局、林道に出るまでの道には分岐はありませんでした。。。
本当は通った道を戻るようなルートを取りたくはありませんでしたが、
この時点で出発から4km程度とまだ短いので、
林道から西側の道路へ下り、お寺巡りをして戻ることにしました。
林道を登っていくと、宝登山へ登る道に当たります。
ここをそのまま林道へ進んでいきます。
この分岐にある毒キノコの看板です。
キノコを採られる方は気を付けてください。私には見分けがつきません。。
道路まで下りてくると、西光寺があります。
こちらも雨戸が閉まっていて人がいらっしゃらなそうだったので通過します。
もう一つ、道路を南側に進んだところに、正法密寺というお寺があります。
こちらも開いてはなさそうでしたので、ご迷惑をかけないよう引き返して山に戻ります。
山に戻る前に、西光寺の北側すぐにある公衆トイレに寄っていきます。
林道からお寺のある道へ下るルートは関東ふれあいの道らしく、
林道のまま続くかと思いましたが、途中から車の通れる道ではなくなります。
登り返しは写真のように結構急です。
なだらかになる道標まで500mほどの登りですが、息が上がるレベルの登りです。
登っている途中リスを見かけて写真に収めようとしましたが、、、
残念ながら写っていませんでした。。。
ビューファインダーで追わないと動物を追いかけるのは難しいです。
宝登山への分岐通過 スタートから8.5km経過 10:45
分岐をの登山道へ進み、にここから宝登山へ向かう最後の登りです。
山頂までひたすら上ります。
階段あり、岩場あり、直登していく感じでした。
宝登山山頂到着 スタートから9.5km 11:00
最後の登り道に入ってから、約1km弱登り続けて山頂に到着です。
天気がすぐれず、、展望はいまいちでしたが、、、
山頂は開けていて気持ちよい空間でした。
八ヶ岳はかろうじて、武甲山は堂々とした姿を、見ることができました。
山行の道のりでは、8グループの方々としかすれ違いませんでしたが、
山頂は多くの方が休憩されていました。
長瀞駅から登ってきた方が多いのだと思います。
ロープーウェイを使えば、普段着でも十分登ってこれます。
周りの山々を見ながら季節のろうばいを鑑賞し、休憩を終えて神社に向かいます。
山頂に宝登山神社奥宮があります。
社務所もこちらに構えており、御朱印を拝受することができました。
奥宮では、お賽銭とともに、無事に登山をできていることを感謝しました。
下山していきます。
ロープーウェイを使わず、歩道を下っていくルートです。
道がわかりにくかったですが、小動物園へ向かえば、下りの道に取り付けると思います。
次の写真は小動物園を背に向けて撮ったものです。
この道を左に下っていけば、宝登山神社へ到着できます。
下っていく途中、木をつつく音が聞こえたので、
音がする方を追いかけて、小さい鳥を見つけました!
帰ってから調べてみたところキツツキ科の『コゲラ(小啄木鳥)』でした。
いくつか歩道とは別に山道がありましたが、入ってはいけないようです。
実は、入ってしまい、歩道に出たところが次の写真です。。。
山道は登山道ではなく、道も定かではないので、入ることはお勧めできません。
無事、麓の宝登山神社まで下ってきました。
ここでも社務所で御朱印を拝受することができました。
御朱印については、麓と奥宮で同じなのかを聞いたところ、
奥宮には『奥宮』という文字で区別しているとのことでしたので、両方で拝受しています。
無事にタフトまで戻り、この日は車で昼食です。
時間が早かったのと、宝登山山頂は人が多かったためです。
突然思い立った登山だったので、昼食はお湯だけで作れるものです。
山頂スパイスはありませんが満足です。
ゆっくり休んでから、長瀞石畳まで行き、ドラクエウォークのお土産ゲットし登山完了です。
駐車場へ到着 12:10
★山行の内容
総歩行距離:13.44km
合計時間:3時間42分(休憩込み)
累積上昇:273m ※実際より少なく感じる、ロストはしていない模様
累積下降:162m ※実際より少なく感じる、ロストはしていない模様
消費カロリー:1,345kcal ※SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR調べ
★感想
トレッキングというよりハイキング
アルプスと名打っているがアップダウンは少ない
天気が良いときに展望を見たかった
御朱印拝受巡りの登山としては良好だが、お寺ではもらえず
ハイキング気分で登山道と風景を楽しむことができた
★高所恐怖症おじさん的採点 ※5段階
技術:1 ハイキング
体力:1 息が上がるところは少しあるが、疲れがたまるほどではない
高所による恐怖:1 全くなし
★今日の忘れ物
ジップロック ※生ごみ用
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