タフト 少しずつ作り続けた車中泊仕様 完成 2021年2月

前回の続きです。

平日夜に少しずつ布を貼り1週間強かかってやっと完成しました。

スーパーXは何にでも強固に接着してくれますが、その分時間がかかります。

一辺一辺貼り合わせ、重しで押さえながら2時間待つ、を繰り返しました。

2時間くらい経てば動かないくらいまで固まるので、次の場所へ移っても問題ありません。

完全硬化までは丸2日とのことです。

ちなみに、なぜタッカーを使わなかったのか、ですが、

針が表面から見えることと、引っ張られ続けている状態でどこまで耐えられるか不明だったこと、

また、タッカーの設備を持っていなかったからです。

このスーパーXの仕上がりはよくできたと感じています。(個人的感想です。)

出来上がってから気づきましたが、スーパーXは大き目サイズを1本強使用しているので、

手動のタッカーくらいなら買えました。。。

布貼り付け時の注意点を書いておきます。
 ・角の部分は、厚みがあるところに3㎝くらいの余分な貼り付けしろを付けると繋ぎ目がきれい
   ※角の隙間をなくすことができます。
 ・「くの字」に曲がる部分は工夫が必要 ●T字の方に2ヶ所、奥の方に1ヶ所
   ※厚み方向、裏側に別に切った布を貼り付けてから一枚布を貼っていきました。
    一枚布で繋ぎ目をなくすのは無理な形状です。
 ・ゴム板の方の面にも接着剤をつける
   ※出来上がりがフカフカしなくなります。
 ・横から厚み方向にも押し付ける
   ※出来上がりがフカフカしなくなります。こちらは多少のフカフカは許容できます。

板がたわんでいるのは接着の影響ではなく、元々の板の反りです。

少し気になりますが、安い板なので仕方ないです。。。

フラット板完成  
T字の方拡大
奥の方拡大

骨組みは最終的に次の写真のような形状になりました。

この補強がないと乗る位置によって板がシーソーしてしまいます。

《追加分G-Funの材料》
 ・SGF-005 x1 300㎜フレーム
 ・SGF-006 x5 100㎜フレーム
 ・SGF-0007 x8 インナー型マルチコネクター(垂直に止める)
 ・SGF-0034 x4 樹脂キャップ

↓G-Fun HP
https://g-fun.jp/

最終的な骨組み  

骨組みとしては、テーブル用も作りました。

足の着く場所がバラバラのため、それぞれの長さが違います。

《テーブル部分》
 ・SGF-004 x4 450㎜フレーム
 ・SGF-006 x2 100㎜フレーム
 ・SGF-0007 x4 インナー型マルチコネクター(垂直に止める)
 ・SGF-0014 x2 インナー型ストレートコネクター(フレームを繋げる)
 ・SGF-0027 x2 折り曲げコネクター(折りたためる)
 ・SGF-0034 x4 樹脂キャップ
《足部分》
 ・SGF-003 x2 600㎜フレーム
 ・SGF-006 x3 100㎜フレーム
 ・SGF-0007 x4 インナー型マルチコネクター(垂直に止める)
 ・SGF-0014 x1 インナー型ストレートコネクター
 ・SGF-0124 x2 アジャスターM8(M8ネジの高さアジャスター)
 ・SGF-0020 x2 アジャスタ用コネクタM8(M8アジャスターを締める先)
 ・SGF-0126 x2 アジャスターM12(M12ネジの高さアジャスター) ※取り寄せ
 ・SGF-0123 x2 アジャスタ用コネクタM12(M12アジャスターを締める先) ※取り寄せ

テーブル台も合わせた骨組み        

車内を目隠しするためのシェードは黒のプラ段ボールにしました。

理由は『吸盤でつけたくないから』です。

市販品もいろいろ探してみて、気に入ったものはたくさんありましたが、

全て吸盤でつけるタイプでした。

というわけで、Youtubeでどなかたがやられていたプラダンで自作することにしました。

1畳サイズを2枚購入し、1枚は前後の窓用2枚、1枚はサイド用4枚でうまく取れました。

タフトは窓の高さが短くてちょうどよいです。

プラダンの加工は割り切りが必要かなと思います。

紙で枠取りしてカッターを合わせて取る手順は必要だと思いますが、

大き目に抜き取ってから枠にぴったりになるようにすることはシビアではないと感じました。

_______________________________
少し話は戻りますが、助手席のフラット板を作っていた時に、

骨組みに対して動かないよう裏側にガイドの木枠を付けようかと思いましたが、

多少動いても外れるわけではなく、それでもいいと思えたのでやめました。

必要なのは『動かないこと』ではなく『外れないこと』なので、

完全を目指したくなっても何を作っているのか振り返ることも必要だなと感じた瞬間でした。
______________________________

これを経て、プラダンシェードで必要なことは、『目隠しできること』であって

完全にぴったり合わせることではないと気づきました。

その結果、引っかかる部分(つっかかる部分)は微妙な調整が必要ですが、

角は少し切りすぎてもあとでビニールテープで付け足す方法で十分としました。

写真のプラダン枠にあるビニールテープの補強は光の漏れが大きいところに付けています。

プラダンの外周は結構固く、車に傷をつけそうなので、ビニールテープを貼るとよいです。

窓用シェード 
シェードの淵 

完成したものを全て装備した状態が次の写真です。

テーブルの板は400㎜ x 900㎜の軽い板です。

エアーマットはネットショッピングで5000円くらいで購入しました。


実際に寝てみましたが、段差は全く感じず良好でした。

これでどこでも車中泊できそうな気がしてきます!

ランタンはもう一つ欲しいので、ソーラー充電できる流行のものを注文中です。

↓ランタン HP Mサイズ(暖色)を発注
https://carrythesun.jp/

最後に収納です。

オートバックスに売っているGordon Millerトランクカーゴ70Lに全部入りました。

ほかに入っているものはアウトドアの椅子やテーブルです。

2枚目の写真のようにしっかり閉まります。

(また行ったことないですが、、)車中泊の時は荷物が多くなると思います。

このカーゴに荷物を入れ車内に載せて移動、

車内で過ごすときには必要な荷物を出しトランクカーゴを上に積んで空間を作る、

という想定をしています。

そのため、現時点ルーフデッキのレールキット(IOP50)を付ける予定はありません。

レールや荷物があると高速道路で風の抵抗も大きくなるので、それも避ける意図です。

骨組み収納 
収納後蓋OK 

完成度としては満足の出来です。

費用としては、、、助手席フラットとテーブルで35,000円くらいでした。

結構かかってます。。。G-Funの骨組みだけで27,000円くらいです。

G-Funはジョイント部分が高い印象です。

特に、折り曲げられるSGF-0027は1つ1,200円くらいするので、それだけで5,000円です。

しかも、折り曲げ部を伸ばしたときに真っ直ぐにはならないので、テープを挟んで調整してます。

この調整と、長いまま持ち運ぶことをよしとするなら、1,000㎜フレームを使って安くできます。

私は収納優先で費用と面倒を犠牲にしました。

次はどこに行こうか考えていきます。

コロナ渦、緊急事態宣言下、ひと様に迷惑をかけずに、

かつストレス発散できるアクティビティを探していきたいと思います。

コメント