ただタフトで高速に乗って遠出をしたくなり、
県外には出ない箱根に行ってきました。
本当は駒ケ岳、神山を巡る山行を検討したのですが、
2021年2月時点、神山付近の登山道は通れなくなっており、歩いて巡ることはできないようです。
2019年に噴火警戒レベルが1に下げられたものの安全確認中とのことです。
(駒ケ岳はロープーウェイ、大涌谷は駐車場あたりは入れるようです。)
今回の目的はプチ遠出なので、箱根内の浅間山あたりを周回することにしました。
あらかじめ決めておいた宮ノ下駐車場に止めることができました。
ここは背景がありませんが、もう一段上の駐車スペースは外が見えます。
収容台数は46台、1日最大金額は1,000円です。
登山開始 8:00
近くのローソンで朝食調達とお手洗いを借りて準備完了、出発です。
出発して早速登山口がどこかわからなくなりました。
駐車場横のスペースを登ってみたり、周りをうろうろしてみましたが、よくわからず。
途中で駐車場の上から抜ける道を見つけました。ここが正解です。
駐車場を出るとすぐに看板があり、登山口が記されています。
この看板でいうと、登山口は右上の方向です。
公園を抜けて歩いて行くとすぐに登山口が出てきます。
登山口がこの先のような道標ですが、この後出てこなかったのでこれが登山口と思います。
小さい看板にハイキングコースが載っているので、安全で手軽な登山道と思い気楽に進みました。
すぐに箱根登山鉄道を渡ります。
電車が通るところを撮影しようかと思いましたが、いつ来るかわからないので断念、
すぐに渡って少し登ったら電車が通りました。。。残念です。
登山道に入ると、道は結構急坂です。
写真ではわかりにくいですが、細かいつづら折りで急坂を登っていきます。
朝は木漏れ日があり、疲れを忘れて気持ちよく登れました。
ただ、急坂なのは変わらないのでペースに注意です。
500mくらい登ると少しトラバースして間隔の大きなつづら折りになります。
ここの傾斜は大きくなく、危険もないので、気楽に登れます。
この辺りで少し硫黄のにおいがしました。
登り道途中の東屋(富士見台)到着 登山開始から約1.3km 8:35
富士見台の名の通り、富士山方面にひらけている眺めのよいところでした。
富士見台からの景色です。
残念ながら雲がかかり富士山は見えませんでしたが、
金時山から丸岳までの連なりがきれいに見えました。
富士見台から10分くらい歩くと小さい神社が出てきます。
富士浅間神社と書いてあります。
受け売りですが、、、富士山が見える山に浅間神社を祀ることが多く、
その山が浅間山と名付けられる、といった昔の信仰があるとのことです。
登山道の神社では、いつもの通り無事に山行できていることに感謝をし、
少しながらお賽銭を入れていきます。
もう一つ受け売りというか、どこかで聞いた話で、神様へのお祈りは、
お願い事をするよりも、神様がしてくださっていることに感謝する方が、ご利益があるようです。
神社を超えると、稜線に乗るまで短いながらも直登になりました。
ほんの3~400mくらいですので、運動した!というちょうどよい感じで終了です。
頂上に向かう稜線に乗ると緩やかで気持ちよい道になります。
ここまで登山開始から2kmくらいです。
稜線を気持ちよく歩いて行くと、浅間山へ登る道と千条の滝へ下る道の分岐につきます。
浅間山まで5分、あっという間でした。
浅間山山頂到着 9:05
山頂に出ると森林から抜けて芝生の広場になっています。
まず鷹巣山方面と城山方面の分岐があり、城山方面に少し行くと浅間山の標識があります。
ベンチは分岐点に1つ、標識のところに1つあります。きれいです。
城山に向かう下りの道です。
少しぬかるんでいました。霜柱が溶けたのかと思われます。
特に急ではありません。
5~6分歩くと分岐に当たりました。
SUUNTOの地図では分岐が城山を超えたところになっていたので、
城山を過ぎてしまったと思い、ここで折り返しました。
あとで登山地図を見てみると、この分岐は城山山頂の手前でした。。。
実際の軌跡でも城山の手前で引き返していました。。分岐はその先に表示されてます。
このときは城山の山頂は何の標識もないんだな、と思ってましたが、
結果的にと着できてなかったので、残念ながら情報なしです。
看板を見ると、この位置が城山と書いてあります。
折り返して浅間山に登り返している方向からの景色です。
再び浅間山を通ったのは15分後の9:20分で、
次は鷹巣山方面へ向かいます。
尾根道を通っているときにふと不思議な感覚になりました。
いつもの登山道では見慣れない木が並んでいるなと思ったのですが、
どうやら椿の並木道ということがわかりました。
私には初めての光景でしたので写真に撮っておきます。
コルまで下ってくると道標があります。
この分岐はSUUNTOの地図にはなかったので、ナビに登録してませんでしたが、
帰りはこの分岐から小涌谷駅方面へ下ることに変更しました。
鷹巣山への登り返しです。
急な階段状の道を登っていきます。
それほど長くはありません。見えているところだけです。
鷹巣山山頂到着 登山開始から4.8km 9:40
登り切って少しすると鷹巣山山頂です。
早く着いてしまいました。思っていた通り行程は短いです。
山頂にはベンチが1つあります。
ここを過ぎるとベンチがなさそうなので、
ちょっと早いですが、ここで昼食にすることにしました。
この日は家に余っていた鍋用チキンラーメン(子供に不評で余った・・)に、
もやしと鯖缶(醤油味付き)、生卵を持ってきました。
完成した状態です。見た目は悪かったです。。
肝心の味ですが、ラーメン自体の味が少し薄かったです。
”鍋用”だからチキン味が薄いのかもしれないです。
鍋の味があっての追加ラーメンですね。
もやしを入れると薄くなると思って鯖缶(醤油味付き)にしたことがよかったです。
登山あるある『山頂スパイス最強』ということで、満足できました。
45分くらい山頂でご飯休憩して折り返し出発です。
下る方面の上から見た傾斜です。上からの方が急に見えます。
階段状ですが、段差が急なので、下りは注意が必要です。
分岐を小涌谷駅方向へ進むと、すぐになかなかの傾斜の下りになります。
途中の急斜面は、つづら折りに下っていきます。
道標があったので撮りましたが、時間や距離情報はありません。
特に迷う場所でもありません。
鷹巣山から30分くらい下ると、浅間山方面から下ってくる道と合流します。
千条の滝に到着 11:00
沢の音と、滝の音が心地よいです。
登山者ではなく、滝を見に来られている方々がいました。
千条の滝は[ちすじのたき]と読むらしいです。
↓箱根ナビより
https://www.hakonenavi.jp/spot/1198
千条の滝以降は林道→道路なので、写真情報はありません。
小涌谷駅まで下りてきてから、山王神社に行くことにしました。
御朱印を拝受できるかどうか確認するためです。
国道1号線を1km強登っていきますが、傾斜が相当あります。
箱根駅伝のランナーのすごさに改めて感服します。
社務所に着くと、貼り紙がありました。
『天悠フロント』で受け付けてくださるそうです。
天悠フロントはこの入り口からだいぶ奥の方になります。
ユネッサンフロントの右側階段から5Fに上がり、天悠連絡道を通り天悠へ行きます。
天悠の1Fにつながっているので、エレベーターで5Fフロントへ行き、
100円を納めて御朱印を拝受できました。
帰りに山王神社の社を撮影して帰ります。
天悠から駐車場まで約2km、今度は1号線を下っていきます。
登山終盤の急な下り坂なので、膝の疲労がこたえます。
無事タフトまで戻ってくることができました。
登山道ですれ違った方々は、登山口から浅間山までは0人、
山頂から千条の滝まで8グループです。
全体として登山者の多くない山かと思います。箱根では金時山が有名ですので。
自粛期間のため思惑通りです。(車で周回ルートなので、リスクは小さい認識です。)
駐車場へ到着 12:15
★山行の内容
総歩行距離:12.22km
合計時間:4時間17分(休憩込み)
累積上昇:538m ※小涌谷駅から高度をロストしたため少ない(+100mくらい)
累積下降:357m ※累積上昇と同様(+250mくらい)
消費カロリー:1,630kcal ※SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR調べ
★感想
山行としては物足りない
運動不足解消としてちょうどよい
曇りがちだったため、展望の見どころは判断できず
御朱印拝受巡りの登山としては良好
全体的には気持ちの良い山行だった
★高所恐怖症おじさん的採点 ※5段階
技術:1 ハイキングレベル
体力:2 想定より距離が長くなったが、全体的に楽な工程
高所による恐怖:1 全くなし
《番外編》箱根神社へ寄り道
息子の受験のために、最後の神頼みとお守りを受けることが目的です。
ついでに御朱印も拝受します。
そういえば、、先ほど神頼みはよろしくないと言ったばかり、、、
ですが、最後はそれでもすがります。
学業のお守りを受け、御朱印も拝受してミッション完了です。
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