神奈川 丹沢 大山(1,252m) 梅雨明けお気楽登山 夏の限定御朱印 2021年7月

梅雨が明けたので、リハビリ的にお気楽登山として大山に行ってきました。

危険がほとんどなく、標高差があり、鍛錬にはちょうど良い地元の山です。

阿夫利神社の御朱印も久しく拝受していませんので、お祈りもしてきます。

駐車場は市営第一駐車場を狙ってきましたが、残念ながら満車で入れず、

第二駐車場に戻ろうとしていたところ、声を掛けられ入口のスペースに停めさせていただきました。

ここのお宅の方だと思います。小さめの車を入れていました。

9:00 登山開始

大山入口からタフトが見えます。

準備運動をして参道を登っていきます。

参道ながら、階段、坂道と結構上り続けるので、最初はペースに気を付けます。

大山入口とタフト

豆腐屋さんやお土産屋さんが軒を連ねている道を登っていきます。

ゲリラ豪雨に当たらないといいなと考えてました。

まだ晴れているものの、雲が出始めています。

コマ参道

ケーブルカー駅に到着です。

入口から500mくらいです。

登山道、ケーブルカー駅分岐

乗ったことがないのでわかりませんが、切符は乗り口で買えるのだと思います。

この時間、ケーブルカーで登って行かれる方も結構います。

ケーブルカー駅入口

ケーブルカー駅を真っ直ぐ進んでいきます。

すぐに男坂/女坂の分岐に当たります。

行きは男坂を登っていきます。

男坂、女坂分岐

早速建物の横に急勾配の階段があります。

階段の幅が狭いので、注意した方が良いです。

自分は手をつきながら、後ろに倒れないよう4本足で登っていきます。

以前、登山というものを知らないときに、

調子に乗って、男坂をひょいひょいと登っていったら、

阿夫利神社下社までで体力を使い果たしたことがあります。

今回も久ぶりの登山なので、焦らずゆっくり登っていきます。

男坂最初の階段

男坂は一段一段高さのある階段が多く、ずっと登り続けるので、

思っている以上に体力を奪われます。

最初四本足で登っていましたが、ももがつらかったので、

後ろに倒れないようなところでは、前に出した足を休ませる省エネ歩きで登ります。

男坂の階段

途中右が切れ落ち気味の場所がありますが、

ロープが張ってあり、危険は全く感じません。

大山は登山客が多いので、危険を減らす配慮が多いのだと思います。

整備してくださる方々に感謝して登っていきます。

男坂、右が切れた道

まだまだ続く長い上り坂、これでも阿夫利神社にすら着いていないのがつらくなってきます。

省エネ登りでゆっくりと。

男坂、長い階段

登り続けていくと東屋のある広場に出ました。

登ったことのある山ですが、、この場所は全く覚えてませんでした。

体力使い果たした前回は惰性で登っていたのだと思います。。

男坂の東屋

東屋を越えるとトイレが途中にある長い階段に出ました。

もう上に神社の境内と思われるのぼりが見えます。

ゆっくりペースで登ってきたのですが、それでもやっと着いた、といった感じです。

神社手前のトイレ横階段

阿夫利神社下社到着 スタートから1.5km 9:50

気分的には中間地点と思ってましたが、ログを見てみるとまだ1.5kmです。

登りとしては、約350m高度を上げて、標高680mとなっており、

山頂まであと570mくらいは登ることになります。

阿夫利神社下社で大体1/3と見ておいた方がいいですね。

阿夫利神社
鳥居右側

阿夫利神社下社からの展望です。

この日は雲が多いので、行きと帰りでどれだけ違うか比較してみます。

海はうっすらと見える程度です。夏はこういう日が多いでしょうね。

展望

少し景色を見ながら休憩して、登山口へ向かって歩を進めます。

登山口には、登山者用お賽銭箱があり、そこで参拝してから登っていきます。

登山口方面看板

登山口の鳥居を越えると長い階段が出てきます。

手すりを掴みながらゆっくり登ります。会談は息が切れます。。

登山口の階段

階段を登り切ると大山の石碑があります。

ここから登山道が始まる印象です。まだいくつか石の階段はありますが。

階段上の石碑

登山道の様子は、木の階段、岩の混じった道、その急坂が続きます。

道は広く、危険もないので、まさにお気楽気分で登っていきます。

今回は体力が十分残っています。

男坂で気持ちは多少そがれましたが、気を取り直して元気に登ります。

コロナ渦で少ないとはいえ、結構な人数の登山客がいます。

マスク着用、距離を取って気を付けながらの登山になります。

登山道①
登山道②
登山道③

二十丁目にある富士見台からは、残念ながら富士山は見えませんでしたが、

真っ白の入道雲と青い空と近くの緑の葉が、個人的にはきれいに見えました。

富士見台展望

二十四丁目にはヤビツ峠からの道との合流があります。

一度ヤビツ峠からも登ってみたいと思っているのですが、

バス移動が必要になるので、コロナが落ち着くまでは我慢しようと考えています。

ヤビツ峠分岐

二十八丁目を越えて、阿夫利神社本社の鳥居をくぐります。

やっと山頂です。売店では多くの方が休憩されてました。

自分は裏の方にあるテーブルを狙ってそのまま進みます。

山頂 阿夫利神社本社

ここで、登山口から見つけた石碑をギャラリーにします。

見つけたものを写真に撮っていったところ、一丁目と四丁目以外は見つけていました。

※一丁目は登山口の大鳥居みたいです。

気づかれた方いらっしゃると思いますが、

古い石碑の方は『町目』となっているのです。

少し調べてみましたが、その理由を発見するには至りませんでした。。

二十八丁目が最後のようなので、下社の鳥居と本社の鳥居を結んでいるものだと思います。

大山山頂登頂 スタートから3.6km 11:10

スタートから山頂までほぼずっと登り続けて到着しました。

今回も体力的には大変ですが、登り切った達成感は気持ちよいです。

展望は残念ながら雲に覆われて、相模湾方面は見えなくなってしまいました。

東京方面は登頂時には『まだ見えている』くらいの展望です。

相模湾方面展望
東京方面展望

今回はお気楽登山なので、山頂で昼食を取ります。

ありがちのインスタント焼きそばに、たんぱく質チキンと野菜ジュースと

お手軽昼食を取って、コーヒー飲んでしらばく休憩を取りました。

こんなお手軽昼食なのに気分がいいところが登山の醍醐味かと思います。

昼食

昼食を取っているうちに東京方面も曇ってしまいました。

東京方面が曇ったというより、山頂が雲の中に入ったという感じです。

ゲリラ雷雨が怖かったので、片付けて下山していきます。

昼食後東京方面の展望

下山ルートは見晴台経由です。

道の下の方は雲っていて何も見えません。

山頂から見晴台への通路

木のスロープを下りていくと木の道が出てきます。

この辺りは雲の中といった感じで、展望は全見えません。

木の道
その辺りの展望

不動尻への分岐まで下りてきました。

この辺りの眺望も真っ白です。。

前半の下り具合
その辺りの展望

木の階段の急な下りが出てきます。

この辺りから雲が少しずつ晴れてきました。

木の階段
その辺りの展望

木の階段が続きますが、なだらかになってきました。

この辺りでまた雨雲っぽくなります。

なだらかになってきた下り道
その辺りの展望

なだらかなトラバースになりました。

この辺りで雨雲は晴れてきました。

トラバース
その辺りの展望

途中鎖が張られた箇所がありました。

前回来た時にはなかったと記憶しています。

少し崩落があったのでしょうか。

整備してくださっているので、危険はありません。

鎖が張られた道

見晴台までの終盤の下りです。

この辺りに来たときは、ほとんど晴れていました。

終盤の下り
その辺りの展望

見晴台通過 スタートから6km 12:40

天気を気にしながら下ってくると見晴台に到着です。

特に休憩もせず通過していきます。

天気が晴れて、雷雨にやられず一安心です。(結構冷や冷やしてました。)

見晴台
分岐の道標

振り返って山頂の方を見てみると、まだ雲の中でしたが、

先ほどの曇り具合よりはよくなっていると思います。

今日はこのまま晴れに向かっていきそうです。

山頂方面の状況

見晴台からはトラバースしていきます。

崖側はロープが張られているので、事故が起こる心配はなさそうです。

見晴台からのトラバース

途中御神木があるので、お祈りしていきます。

お気楽登山とはいえ、『安全に登山できありがとうございます』です。

御神木

更に進むと二重社と二重の滝があります。

ここまで水気がなかったので、滝が涼しく感じられ癒されます。

大きな滝ではありませんが十分です。

二重社
二重社横の二重の滝①
二重の滝②

最後に阿夫利神社下社へ登る階段が出てきてトラバースは終わりです。

今回、見晴台からの危険のないお気軽な下り道で、

自分が『なぜ登山をするのか?』を考えていました。

高所恐怖症なのに、なぜ山に登るのか?
 ・登頂することが楽しみだから? → NO
   ※恐怖感を抱えてまで登頂にこだわってはいない
    ただ登山をしていくと挑戦はしたくなってくる
 ・山頂の景色が楽しみだから? → YES/NO 半々
   ※きれいと思うが感動というわけではない
    展望のない登山でも達成感がある
    夕日や朝日は感動する
    見た景色を写真できれいに残したい気持ちはある
 ・運動が好きだから? → YES
   ※散歩はつまらない、登山は長く歩ける
    消費するカロリーも多い
 ・アウトドアが好きだから? → YES
   ※外を出歩く、料理をすることが楽しい
    食べることに興味がある

こんな感じで、自分に問いかけてみて、最終的に出した結論は、

非日常感のアウトドアで運動をするために登山をすることで達成感を得られる。

 頂上からの眺望や登頂への危険なチャレンジは必須ではない
。』です。

この結論からすると、自分は槍ヶ岳登頂ではなく、槍ヶ岳山荘一泊で十分ということです。

槍ヶ岳山荘まで行くのも怖いのかもしれませんが。。

各エリア危険が少なく登れるところから経験しながら達成感を感じていこうと思います。

今後の山行計画では、この基準で考えていくつもりです。

ソロトレッキングは考え事をするにもいいかもしれません。

危険がないことが条件ですね。。。

時間は多いので、いろんなことを考えられます。

阿夫利神社への階段

阿夫利神社下社到着 スタートから7.4km 13:10

帰りの時間での展望は、朝より少し晴れた気がします。

空気の澄み方は変わりありません。。

阿夫利神社 帰り時間の展望

コロナ禍で書置きのみとなっています。

ただ、書置きだからこそ和紙を使った限定版を作れているのではないかと感じます。

今回限定版含め、4種類全部いただきました。

季節限定御朱印は心打たれました。今後他の神社でも集めようと思います。

限定御朱印
夏の限定御朱印

あとは駐車場まで下っていきます。

下りは女坂を通ります。

不思議は残念ながら興味がありません。。。

女坂分岐
女坂七不思議の看板

女坂といっても結構急坂です。

下りは滑らないように気を付けて歩いて行きます。

女坂下り

大山寺まで下ってきました。

ここでも御朱印を拝受できますが、限定版はなさそうだったので通過です。

大山寺

大山寺へ登る階段の下からの景色がきれいでした。

階段の遠近感と、横に並べられた像達、緑の葉っぱが日に照らされて幻想的でした。

※下り道では、寺に直接出るので、この階段を下ります。

大山寺へ登る階段

ケーブルカー駅まで下ってきました。

途中川沿いを歩いたので、冷たい水で手を洗ってきました。

あとはコマ参道を通って、駐車場へ向かいます。

帰りのケーブルカー駅

駐車場到着 14:00

★山行の内容
  総歩行距離:9.48km
  合計時間:4時間50分(昼食休憩 40分)
  累積上昇:980m
  累積下降:952m
  消費カロリー:2,384kcal      ※SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR調べ

★感想
  やはり山頂までずっと続く登りは体力を奪われる
  いかに省エネで登っていけるスキルを付けていくかは課題
  累積の高低差が高いため、運動にはもってこいだが、
  夏場は水分、塩分、エネルギー補給は重要と感じる
  水分が足りなくなってくると寒気がしてくる(個人の感想)

★高所恐怖症おじさん的採点 ※5段階
  技術:1  危険になりそうなところはロープや鎖があり安全
  体力:4  登り続けるため、体力は削られる(階段が多い)
高所による恐怖:1  全くなし

★今日の忘れ物
  ウェットティッシュ

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