久しぶりの山行です。
体力づくりでわんこの散歩がてらの山歩きを1回経て、本番の1泊2日山行に少し緊張しています。
縦走するため、車ではなく電車とバスを乗り継いで来ました。
小田急線本厚木駅の5番バス停から宮ケ瀬行きに乗って、ほぼ終点間近『三叉路』バス停が最寄となりますが、トイレに寄るため『宮ケ瀬小・中学校前』で降りることにします。
そこから宮ケ瀬湖畔園地に向かう吊り橋の方へ行くとトイレがあります。
個室のトイレは鍵が閉まってます。。。駐車場がまだ開いてないからですね。
隣の公衆トイレで準備を済ませて出発します。
登山開始 8:45
割とマニアックなルートと思われ、他の登山者さんと会うことも少ないと考えられるため、緊張感を持っていきます。
宮ケ瀬小・中学校前では誰も降りませんでしたね。
三叉路を左に曲がり登山口へ向かいます。
曲がって少し進むと右側に登山口が出てきます。
ちょこんとある感じです。
最初は急坂を折れ曲がりながら登っていきます。
序盤登っていると階段の上に社がありました。
申し訳ないと思いつつ、、下から挨拶します。
最初の目印となる高畑山までゆっくり登っていきます。
小まめに道標があります。
尾根に付くと岩が出てきたりと進みごたえが増えてきます。
丹沢独特なのか、低いところから細めの尾根が多いので気を付けないといけません。
登っている途中に宮ケ瀬ダムが見えるところがありました。
仏果山も見えます。
尾根に付いた後も巻いたり尾根に出たりを繰り返しながら登っていきます。
高畑山通過 10:15 スタートから4.35km
最初の目的地高畑山到着です。結構ありました。
道標は宮ケ瀬まで3.8kmですが、トイレから出発しているので計測値も同じくらいのようです。
高畑山からは緊張感が高まります。
トラバースが狭く、横はかなりの斜面、更に落ち葉が多く滑りやすい道になっています。
金冷やしの道標が出てきました。
やせ尾根があると情報がありましたが、まだ出てきていないため、この道標の先にやせ尾根があることになります。トラバースも相変わらず狭いので気を付けながら進みます。
実際のやせ尾根部分は、、、鎖や手すりがあるので安心できますが、自分にとっては高度感もあり一番の緊張ポイントでした。
久しぶりだったのもあるかもしれません。
金冷やしを過ぎると丹沢三峰に向けて縦走になっていきます。
横が切れ落ちたところはありませんが、アップダウンが激しい道になります。
本間の頭(東峰)通過 12:00 スタートから8.23km
かなり上ってきて1つ目のピークである本間の頭(東峰)に到着しました。
ここも眺望はありません。
円山木の頭(中峰)でも写真を撮ったのですが、データが壊れていて見れませんでした。。
本間の頭のすぐ先に小ピークがあり、それは何だったんだろうと調べてみると無名の頭という名前?があるようでした。
麓から見るとこの中峰の先が急勾配に見えていて、どうやって下りていくのか心配だったのですが、急勾配ではあるものの木の階段が整備されていて危険はありませんでした。
そしてまた登り返して太札の頭(西峰)に到着です。ここまで来ると丹沢さんまであと1.9kmです。
後半は完全に体力勝負の道のりですね。登り返しがかなり堪えます。。
太札の頭を超えると笹の道や広い尾根をダラダラと登っていく感じです。
あまり勾配はありませんが、疲れてきているのでなかなか足が前に出ません。
それでも一歩一歩進んできます。
少しだけひらけたところがあり大山方面が見えました。
歩み続けていくと、ついにみやま山荘が見えました。
丹沢山頂上到着 13:35
ついに到着です。疲労困憊です。
先の展望台からは富士山がきれいにみえました。
くもりの予報でしたが、撮影できてよかったです。
木の間から蛭ヶ岳が見えます。
かなり近くまでやってきました。蛭ヶ岳山荘も肉眼で確認できます。
この後は宿泊される方と会話したり、休憩したりして時間を過ごしました。
夕日が撮れるかとタイムラプスを仕掛けていたのですが、残念ながら16時くらいから完全にガスってしまい、全く景色なしでした。。。
評判の夕食は約肉定食です。山の上で自分で焼き肉はいいですね。
四季で料理は変わるようです。
とてもおいしくいただきました。
auは山頂では電波入らず、、、です。20:30消灯で明日に備えます。
↓みやま山荘HP
http://miyamasansou.com/
★山行の内容
総歩行距離:11.76km
合計時間:4時間49分 (小休憩含む)
累積上昇:1,468m
累積下降:320m
消費カロリー:1,954kcal
※SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR調べ
★感想
マニアックなルートで登山者さんが少なく自分のペースで登れてよい
序盤は細いトラバースや金冷やしのやせ尾根と注意が必要な場所が多く、
後半は丹沢三峰の通り、アップダウンで体力が削られる大変なルートで達成感が大きい
道迷いしそうな箇所は特になく、道なりに進めば問題ない
数か所ひらけたところはあったが、基本的に樹林帯の中で眺望はほとんどない
修行の山行としては満足度の高いルートと感じる
★高所恐怖症おじさん的採点 ※5段階
技術:3 細い道、アップダウンのペース配分と注意は必要
体力:4 約1,500mの累積上昇はかなり堪える
高所による恐怖:3 トラバース、やせ尾根と危ないところは高度感あり
※樹林帯でなかったら相当怖かったと思う。。
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