2日目の朝です。
5時には目が覚めてしまってましたね。外ではあまりよくは眠れないです。。
丹沢山の山頂からは横浜方面の眺望がないのですが、みやま山荘の2階から大山とその先の横浜の夜景を見ることができました。
前日夜のガスはすっかり晴れてとても良い眺めです。

朝食も炊き込みご飯とたくさんのおかずで豪華です。
栄養をしっかりいただきます。とてもおいしかったです。

朝の景色を撮って、出発します。
富士山もきれいに見えています。



下山開始 7:00
表尾根を通ってヤビツ峠から帰ります。
まずは塔ノ岳まで3km弱の縦走です。
この道がとても気持ち良いですね。



右手側には西丹沢の山谷と富士山を眺めることができます。

塔ノ岳付近は笹の道と鞍部のやせ尾根があります。
整備されているので危なくはないですが、久しぶりで少しゾクゾク感があります。。



塔ノ岳まであと一登り、尊仏山荘も確認できます。

塔ノ岳通過 丹沢山から2.62km 7:55
塔ノ岳までやってきました。
昨日の疲れが多少あるのと、まだ朝ということで、アップダウンをゆっくり歩いていたところ、1時間くらいかかっていたんですね。
この山頂はいつ来ても眺望が良いです。
相模湾の方もきれいに見えます。
少し霞んでいる感じですが。



塔ノ岳から表尾根の縦走です。
丹沢の看板『表尾根No.15』があります。


表尾根の看板を見つけながら歩いていきます。
行者が岳の鎖場や細い鞍部も多いので集中して進んでいきます。
結構ザレ道も多く、下りは滑らない注意も必要です。そして膝の保護も・・。



新大日を超えて、行者ヶ岳に向かう一番の注意ポイントにやってきました。
切れ落ちているところは、両側に鎖を張られており、危なくないように整備されていますが、自分には結構な高度感があります。
この日は風も強く、気を抜くことはできません。

一番厳しい鎖場までやってきました。
結構な勾配で、また高さも10mくらい登ります。
岩がデコボコしているので、岩場としてはそれほど難しくないと思います。
場所が怖いですね。。。

その先にももう1ヶ所鎖場がありました。
勾配はこちらの方が緩いですが、岩はツルツルな部分が多い感じを受けます。

鎖場を超えて振り返ると、きれいな尾根を眺めることができます。

ここまで来れば、あとはゆったり安心しながら縦走できる想定です。

細い部分や木の枝で道が狭くなっているところがあります。
危険はあまりないです。



烏尾山を通過していきます。
鎖場に集中していたからか、表尾根の看板をいくつか見逃していました。。



烏尾山からは三ノ塔に向けて一登りあります。
途中横が切れ落ちているところがあり、道は広いのですが、高度感があるところがあります。
ザレているので、ここもあまり気を抜けない道ではありますね。



お地蔵さんのところから振り返ると、表尾根の全容を眺めることができます。
右の方に見えているのは丹沢山でしょうかね。

三ノ塔通過 丹沢山から6.83km 9:45
表尾根のシンボル三の塔までやってきました。
塔ノ岳からは4km強ということですね。


最後のピークとなる二ノ塔も無事通過し、あとは下っていきます。
急な木の階段が多いので、膝に注意しながら無理せずゆっくり下ります。
1番が登山口、県道70号に当たるところが0番となっていました。





ヤビツ峠バス停到着 丹沢山から10.79km 11:00
県道70号に出たら登り坂の道路を歩いてヤビツ峠です。
ここで想定外の事態に遭遇します。
バスが15:46までありません。。。
まあ、調べてなかったのが悪いのですが。。

調べてみると蓑毛バス停は多くのバスがあるようなので、そこまで歩いて下りることにします。
以前蓑毛バス停から大山に登ったときに通った道ですね。

宮ケ瀬から丹沢山への登りにあったトラバースほど細くはありませんが、こちらも序盤は結構細く、横の勾配がきついトラバースを進んでいきます。
枯葉が多いので注意が必要です。
ガードレールのある古い林道を越えて、沢を渡ると、あとは舗装された道路を下る形です。
沢のところは何やら工事していました。






千元院さんまで下ってきました。



蓑毛バス停到着 11:45
無事バス停までたどり着きました。
ヤビツ峠からは3.5kmくらいでした。
片付けしていたらちょうどバスが来て、タイミングよく秦野駅まで帰ることができました。
★山行の内容
総歩行距離:14.18km
合計時間:4時間44分 (小休憩含む)
累積上昇:508m
累積下降:1,731m
消費カロリー:1,739kcal
※SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR調べ
★感想
丹沢主脈はとても気持ちの良い尾根道
天気が良かったので富士山を眺めながら気分よく歩くことができる
蛭ヶ岳に登ったときにも通ったが、やはりこの道は丹沢でも随一の尾根道と感じる
新大日から行者が岳の道は、下り、鞍部、鎖場どれも集中する必要あり
風が強かったので更に注意が必要だった
ヤビツ峠から帰るのはバスが限定されるため、ヤビツ峠から登る方が交通の便は良い
★高所恐怖症おじさん的採点 ※5段階
技術:4 疲れのある中で、鎖場、風、ザレタ下りと要注意
体力:3 距離の長さ、登りも500mあり体力も削られる
高所による恐怖:4 行者が岳手前はやはり高度感あり、他も鞍部は細く切れている


《番外編》
蓑毛からバスに乗っていた時に無性にラーメンを食べたくなり、駅前のジェイタンさんで担々麺黒をいただきました。
マー油の黒のようで、濃厚さと柚子の風味の坦々麺(細麺)、とてもおいしかったです。
体も満足したようです。

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