山梨 身延山地 身延山(1,153m) 久遠寺 参道を通り奥之院周回 途中のお寺で御朱印拝受 2022年7月

山奥のお参り/御朱印シリーズです。

山梨県の身延山へ来ました。

山頂へはロープウェイでも行けますが、

参道を通って身延山を周回します。

↓身延山久遠寺HP
https://www.kuonji.jp/


ロープウェイ乗り場近くの駐車場は有料でした。

下の方には無料駐車場がいくつかあり、

三門の横の駐車場に停めました。

こちらは軽用の駐車場が多くちょうどよかったです。

駐車場のタフト


登山開始 8:30

三門からスタートします。

こちらにはトイレもあります。

マップを見てルートを確認します。

運動重視として、西ルートから登って、東ルートを下る作戦です。

傾斜は緩やかですが、登る距離が長くなる方が、

カロリー消費には効くのかと思っての選択になります。

後で調べてみたところ、

東ルートが表参道で、西ルートは裏参道とのことでした。。

三門
三門にあるマップ


三門の左手の道を登っていきます。

参道西ルートへの道
三昧橋


橋を渡ってから左手に逸れると標識が出てきます。

奥の院に向けて登っていきます。

奥之院に向かう道標
道標の先の道
トンネルの先の道


妙石坊経て奥の院へ』とあるので、

妙石坊でお参りして山頂へ向かいます。

この後もいくつかお寺があるので、

それぞれで参拝しつつ、御朱印があるところでは拝受します。

妙石坊の道標
妙石坊への道
妙石坊への階段


階段を上ると妙石坊へ到着です。

妙石坊のお堂


御堂で参拝し、受付に寄ります。

御朱印と書いてあるので、挨拶をしてお願いします。

御朱印の志納金はお気持ちらしく、自分で決めて納める方式です。

御神木
受付


御朱印を拝受し、妙石坊の奥に続く道を進みます。

ここからは、林道を何度か横切ります。

林道をそのまま登っていくこともできます。

妙石坊の先の道
参道②の道標
参道③の道標
参道④の道標
参道⑤の道標


登っていくとひらけたところに出ます。

ここが松樹庵のようです。

松樹庵への道
松樹庵への階段


松樹庵通過 スタートから2.88km 9:20

こちらでも参拝していきます。

受付らしき建物がありますが、誰もいませんでした。

松樹庵のお堂
松樹庵のお宅


ここからの眺望はよいです。

下を歩いていた時に、中腹の急坂にお寺が見えていて、

「どうやって行くのだろう?」と思って見ていましたが、

この総樹庵でした。

登山道もそれほど厳しいものではありません。

登山はすごいところを登っているんだなと再認識しました。

急なところは遠くから見たら相当危なく見えるのでしょう。。

松樹庵からの眺望


引き続き林道と登山道を進んでいきます。

参道⑥の道標
参道⑦の道標
参道⑧の道標


ここからは林道を進んでいくルートになります。

ナビではこのあと沢を越えることになっています。

小休憩がてら、水筒のお茶を補給しておきます。

林道


ここから見える向かいの山に雲がかかっています。

雷が鳴らないことを祈りながら、、、山頂を目指します。

天気予報では晴れマークが続いているんですけどね。。

雲にかかった山


林道を進むと沢にかかる橋がありました。

この林道は頂上まで続いていそうです。

沢を越える橋


途中にベンチがあります。

小屋には人の気配はありません。

途中のベンチと建物


マップにも載っていた千本杉に着きました。

天然記念物に指定されているようです。

樹齢が高そうな杉が文字通りたくさん並んでおり、

太さと高さを体感できる空間が圧巻でした。

圧倒される感じです。

ここまで来るとマップ上では感井坊までもう少しです。

千本杉
千本杉全体
奥の沢にかかる橋


3つ目くらい沢を渡る橋があります。

最後の沢には滝が流れています。

ちょっと涼しい感覚になります。暑いですけど。。

沢を流れる滝


追分感井坊が見えました。

追分感井坊への道


追分感井坊到着 スタートから6.03km 10:15

感井坊までたどり着きました。

既に6kmを越えています。予想より距離は伸びそうです。

追分感井坊の標識


参拝する場所はお堂の中にあります。

参拝してから御朱印をお願いしようと思い、

悪いとは思いながらも、、、仮眠中の住職さんを起こしてしまいました。

御朱印を拝受した後、少しお話したところ、

土日は朝4時くらいから参道を登る修業?のようなものがあるようです。

その方々を5時過ぎに迎えたので、仮眠を取っていたとのことです。

出発時に三門に大勢いた白い服の方々は下りてきた後だったみたいです。

ホームページからはこの活動が何なのか読み取れませんでした。。

追分感井坊
追分感井坊にあるマップ


次は山頂です。

まだ林道が続きます。

住職さん曰く、西ルートは奥之院まで車で行けるそうです。

なので、山頂まで林道を歩くということですね。

追分感井坊の先の道


尾根に作られた林道を通っていきますが、

両側は結構切れ落ちています。

谷の部分には橋が架かっています。

谷の方を見ながら歩くことはできなかったくらいの高度感がありました。。

未だ歩道橋でも怖いくらいなので、周りを見ずに渡り切ります。

尾根沿いの谷を渡る橋


山頂手前にはベンチが置かれた休憩所があり、

後ろを祠に守られながら、眺望を楽しむことができます。

天気がよろしくなかったので、眺望も残念でした。

ベンチのある休憩所からの眺望


山頂の広場に到着です。

いきなり食事処が目に入りました。

何も持ってこなくても食事ができる山頂でしたね。。

道路の先に見える建物


奥之院思親閣到着 スタートから8.17km 11:00

奥之院に入ります。

思ったより広い敷地です。

まずは本堂へ向かいます。

奥之院入口
階段下の銅像
階段横の御手植杉①
階段横の御手植杉②
奥之院本堂への階段


思親閣の本堂へ到着です。

門をくぐって参拝します。

思親閣
お釈迦様
奥之院受付


奥の方から北展望台へ行けます。

天気が思わしくなく、南アルプスはおろか、甲府盆地も見えませんでした。。

早速戻って、昼食場所を探すことにします。

北展望台への道
身延山山頂の標識
山頂からの眺望
展望マップ


ロープウェイ駅横に休憩所や木のベンチがあります。

あまり人がいなかったので、ここで昼食にします。

ロープウェイ駅横の休憩所
木のベンチ


昼食は『天下一品カップラーメン』です。

どこまで店舗のコッテリに近いかと思い買ってみたものです。

結果は、味は結構似ているものの、麺は明らかに違いますし、

コッテリ感はありません

さすがにあのコッテリ感はカップラーメンでは厳しいですかね。。

残念ながら天一食べたいというときの代わりにはなりません。

あの中毒性を満たすまでには・・。

昼食の材料と設備
天下一品カップラーメン


休憩所も展望台になっています。

富士川沿いにひらけていて眺めがよいです。

天気が良ければ富士山が見えるみたいです。

休憩所からの眺望(富士川方面)


下りは東ルートからになりますが、

南展望台を抜けていくようです。

こちらの眺望はロープウェイ駅横の展望台とほぼ同じです。

南展望台
南展望台からの眺望


下り道に入っていきます。

急坂続きと聞いているので、膝に注意しながら下っていきます。

参道東ルートへの道


最初から急な下りです。

程なくすると大きな祠があります。

途中にある大きな祠


その下には法明坊が見えてきました。

法明坊への道


法明坊には人がおらず、

お参りして次へ進みます。

法明坊の標識
法明坊のお宅
法明坊の祠


急な下りが続きます。

つづら折りにしないと下れないところもあります。

つづら折りだから緩いというわけではなく、ずっと急勾配です。

法明坊からの下り急坂


中間地点と言われた大光坊が見えるところからは舗装された道になります。

大光坊への道
ロケットのようなオブジェ


大光坊到着 スタートから12.26km 12:30

御堂で参拝して受付へ向かいます。

受付には人がいませんでしたが、客間に入ってベルを鳴らすと、

住職さんが来てくださいました。

御朱印を拝受して、更に下っていきます。

大光坊お堂
お釈迦様
大黒尊天
受付


途中から数字の書かれた石碑が出て来ていたのですが、

十の位がわかりにくいです。

大光坊が25丁目なので、子の石碑が25ということになります。

どこか他の山でも見たことあったような感じがします。

25丁目の石碑
大光坊入口


丈六堂まで下りてきました。

上から来ているので、御堂を通ってから受付に向かう形です。

参拝を済ませてから住職さんに声を掛けます。

丈六堂への道
丈六堂お堂
丈六堂入口


御朱印を準備いただいている間、

もう一度参拝しながら、周りの写真を撮ってました。

御朱印を拝受した後、住職さんと立ち話をしていたのですが、

七面山や穴場等いろいろ話してくださいました。

七面山はいずれ泊まりで挑戦するつもりです。

穴場の方は参道沿いではないので、今回は諦めます。

白糸の滝方面に何かあるようです。(忘れてしまいました。。)

丈六堂受付


距離を示す石碑も一桁になったころ、十如坊が出てきました。

参道からは逸れて登っていく方向です。

正直終盤に階段を登るのがつらく、、ためらいました。。

が、力を振り絞って参拝に行きます。

御堂とお宅が一緒になっているお寺で、

御朱印を拝受した後、お賽銭として入れる形式です。

十如坊入口
十如坊への階段


参道の終わりが見えてきました。

久遠寺への下り


参道が終わり久遠寺の敷地に入りました。

右手に折れた方向がロープウェイ駅のようです。

そのまま下ると、お寺の本堂です。

ロープウェイ方向


上から来ても、階段を上ってきても、

本堂が最初になるので、参拝をしてから散歩してみると良いと思います。

五重塔
境内全体
本堂
棲神閣祖師堂


報恩閣が総受付になっており、御朱印もこちらにあります。

あまりよろしくないみたいですが、細かいお金が無くなってしまい、、

一万円札を両替していただいて、御朱印の志納金に充ててしまいました。。

こちらもお気持ちという形で納めます。

久遠寺は全体的にお気持ちによる志納がメインのようです。

報恩閣(総受付)
仏殿と大客殿
境内マップ


急な階段を上から眺めます。

階段を下りるのはつらいので、、坂を下っていくことにしました。

男坂と女坂があります。

男坂を下りましたが、東ルート並みの急坂です。

上から見た階段
下から見た階段


南部實長公の像があります。

道の駅南部にもいらっしゃった気がします。

南部實長公銅像


無事三門まで戻ってきました。

全体を通して、あまり混雑はしていないです。

登山としても、参拝としても、自分のペースでできる良い処です。

御朱印はそれぞれの『南無妙法蓮華経』をいただく形です。

今の御朱印帳がいっぱいになったら、次は神社とお寺を分けるつもりです。

久遠寺は一緒でも御朱印をいただけましたが、

礼儀として少しずつ改善していこうと思います。

三門


駐車場到着 14:00

★山行の内容
  総歩行距離:16.80km
  合計時間:5時間28分(山頂で昼食休憩)
  累積上昇:871m
  累積下降:864m
  消費カロリー:2,199kcal      ※SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR調べ

★感想
  参道は2/3くらいは林道を歩く
  足への負担を考えると東ルートから登って、
  西ルートから降りてくる方が良いかもしれない
  心拍数の高い時間を長くするなら西ルートから
  危険個所はない
  途中のお寺で住職さんと会話しながら、
  登山も楽しめるルート全体の満足度は高い
  天気が良いとさらに満足度は高くなると思う

★高所恐怖症おじさん的採点 ※5段階
  技術:1  注意するところはなし
  体力:3  累積上昇は1,000mを越えないが距離は長い
高所による恐怖:2  感井坊からの尾根道にある橋が怖かった

★今日の忘れ物
  特になし

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