土鍋で焼き芋 何度も挑戦を重ねてできた条件 2023年4月

今回は家で作る焼き芋です。
なかなか家で満足のいく焼き芋が作れていなかったのですが、やっと自分の納得いく条件を見つけることができました。


まずは失敗談(自分で納得のいっていないもの)からです。
最初に買ったのは東急ハンズで見つけた『焼き芋鍋』です。
セラミックボールも付いていて、レンジで焼き芋が作れるなら便利だなとのことで買ってみました。
結果、焼き芋は作れるのですが、、、パサパサの焼き芋になります。
時間を変えたりしても出来上がりはほとんど変わりませんでした。
熱い間に食べればおいしいですが、冷めたら固くなってしまいます。
なので、この器具を使うのをやめました。
ちなみに、焼きナスを作るのにはいいです。


次に試してみたのは、焼き芋鍋に入っていたセラミックボールを買い増しして土鍋で作ってみることでした。
ネットで調べたIHでできる条件をいくつか試してみて、何度か成功した例もあったのですが、なかなか安定して作れませんでした。
弱火で温めつつ20分ごとにひっくり返すを1時間半~2時間続けてもこちらもパサパサ系になってしまいます。
目指しているのは冷やしても柔らかいとろ甘焼き芋です。


なかなか納得のいく焼き芋が作れない中、お店で買える焼き芋はとろ甘で値段もお手頃なので、買ってしまうようになりました。
そして、最近鉄フライパンを育てて始めて、卓上コンロを使うようになってから、次は『』を使って作ってみようと試していたところ、条件を見つけたといった経緯です。
同じ条件で、シルクスイート、紅はるか、紅あずま全てうまくできました。


《条件》
・芋を洗ってキッチンペーパーを1重で巻き水に塗らす
・アルミ箔も1重(水が垂れないよう合わせるところは2重)で巻く
・セラミックボールの上に芋を置いて蓋を閉めて強火で中の空気を温める(数分)
・温まったら弱火にして放置
・30~40分くらいでひっくり返す(蓋を開けている時間はできるだけ短く)
・蓋に水滴がかなりついてくると出来上がり
※ひっくり返すときに鍋掴みを使うことで柔らかさを確認して出来上がりを見極めるとよさそうです。
 大体1時間半~2時間で出来上がると思います。

完成前の状態
火力


キッチンペーパー1重でも完全に乾燥するまでには時間がかかります。
本当は紙が乾燥して焦げ目がついてくると、お店の焼き芋にかなり近づいてくるんですけどね。
そこは浸す水の量で調整していく必要がありそうです。
ひたひたにすると、乾燥するまでにはいきません。。

中のキッチンペーパー


焼き芋屋さんの皮のカリカリ感までは作れていません。
もう少し作りこんでいってみようかと思います。
それでも、焼き芋特有の皮を剥がしやすい状態にはなっています。

芋全体


手で割ってみた見た目です。
写真では火の通り具合が少しわかりにくいですね。

手で割った状態


包丁で切ってみると中まで火が通っていることがわかります。
冷やしてもとろ甘で自分としても満足の出来です。
シルクスイートをこの条件で作ったときはデザートのようにトロトロになりました。
今回は紅あずまで作った結果です。

包丁で切った状態


今回のホームメイドはここまでです。

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