人生初のソロキャンプ 道志道 青野原野呂ロッジキャンプ場 2021年2月

ついにソロキャンプデビューです。

記念すべき初キャンプは、山登りにもよく行く地元丹沢山塊奥の、

野呂ロッジキャンプ場にお邪魔しました。

ソロキャンプ価格 2,200円(車)という選択肢と、

滞在前後もデイキャンプ価格で延長できるという柔軟性に惹かれ予約しました。

↓青野原野呂ロッジキャンプ場
https://norolodge.com/

成功/失敗経験とショックな出来事はこの後で説明していきます。

ナビで見た限りでは、目標地点の先に道はなかったので、

この一帯が全て野呂ロッジキャンプ場かと思い、下の看板を通り過ぎました。

ですが、この先は別のキャンプ場のようで、受付で予約したことを告げたときに、

「それは野呂ロッジさんですね」と言われ、別であることに気づきました。

野呂ロッジキャンプ場は、この看板で左に下ります。

野呂ロッジキャンプ場入口

入口を下ると受付があるので、車を降りて受付を済ませて、場所取りに行きます。

予約しているので、場所がないということはありませんが、

気に入った場所を取れるかは受け付けた順とのことです。

入口を下ったところの受付

大きな看板に全体の内容が書いてあります。

コロナ渦ということで、犬の置物もマスクをしていました。

看板

タフトに積んだ荷物の全容です。

タープ(古い)が細長いため、助手席を最初からフラット仕様にして積んでいます。

カーゴを用意していたので、高めに積んでも倒れないよう、

倒したシートの下にベルトを通し、上部で締めることで、しっかり固定しています。

長さは4mがちょうどよいと感じます。少し余っているくらいです。

トランクの積み具合
積み具合アップ

《荷物一覧》 後ろ、左から順に、()は最近購入したもの
・かご ※料理用器具を入れるため (今年登山のために購入)
・70Lカーゴ ※G-Fun、椅子、テーブル、カメラ三脚用 (カーゴは今年購入)
・30Lカーゴ① ※バーナーやクッカー等登山ギア用 (カーゴは今年購入)
         (ずっと欲しかったジェットボイルは新年安売りで購入)
・30Lカーゴ② ※登山に使う衣類やツェルト等①以外のギア用 (カーゴは今年購入)
・焚き火台 (新年安売りで購入)
・薪、炭 ※消耗品
・冷蔵庫 ※シガーソケットで動作できる (タフトに合わせ新年ネットで購入)
     ※食材入り
・ソーラー充電設備 ※災害用
・ダッチオーブン ※2代目 (タフト購入タイミングで買い替え)
・お茶、水 ※消耗品
・ポータブル電源 ※災害用
・火消壺 (新年安売りで購入)
・水タンク 6L ※浄水
・アルミ蒸着付き敷物 ※年期もの
・タープ ※置ききれなかったため文字のみ、年期もの

持ってきたキャンプ道具

この日選んだ場所が次の写真です。

午前中から日が当たり、川側であるところが決め手でした。

奥の方や山側の方は、日が当たるのが遅いですが、区画が広くなっています。

どちらを選ぶかは個々人の目的次第ということです。

選んだ区画

日が当たっているので、さっそくソーラー充電の準備です。

ルーフラックの上に置いたところ良好でした。

本当は太陽に垂直にすると充電効率が高いため、

ソーラーパネル置きは今後何か考えようと思います。

このソーラーパネルは110W仕様になりますが、この日の最大効率は80Wくらいでした。

ポータブル電源へのソーラー充電

次はタープ組みです。

ペグは5㎝くらい打つと固いところに当たるため、斜めに打ち込んでみましたが、

それでも完全に打ち込むことはできませんでした。

年期ものタープに付属のアルミ金づちでは全く太刀打ちできず、、、

別に持ってきた普通の金づちでやっと打ち込むことができました。

居場所は完成です。

初ソロキャンプということで、何が使えて何が使えないのか

まだ判断できないと思い、揃えるものは最小限にして、

できるだけありものの設備でやってみようと決めてました。

これから予算と相談しながら使えるギアを揃えていこうと思います。

泊まりはもちろん、車中泊です。いずれ買うだろうテントは登山用にする予定です。

タープセッティング

合わせて焚き火台もセッティングしました。

こちらのキャンプ場は直火OKです。また、受付付近に灰捨て場も完備されています。

安売りでひと目惚れして購入した焚き火台を、台座なしで設置しました。

結果的には、台座があった方が片付けはしやすかったなと感じました。

また、この焚き火台だと、直火NGのところでは、耐熱シートが必要になります。

というわけで、今後『耐熱シート』を調査していきます。

焚き火台設置

早速夕ご飯の準備です。

ダッチオーブンで作る材料は、豚バラ肉のブロックのみです。

いつもは塩コショウのみですが、今回は焼き豚のようなものができないかと、

醤油、みりん、酒を混ぜてきた調味料を使ってみます。

ダッチオーブンの材料

いつもは炭なので、初めての焚き火の火おこしです。

着火剤としてチャークロスと麻紐をほぐしたものを用意しました。

ファイヤースターターも安売りで購入しましたが、

日が落ちそうだったのでマッチで火を付けました。

1回目は失敗。。。

麻紐はあっという間に燃え尽きてしまい、細い薪にも火を付けられませんでした。

もう少し長く燃えている状態を作るため、枯草を取ってきました。

そして、2回目、成功です。

枯草もすぐに燃え尽きてしまいますが、大きく燃え上がり薪に火を付けることができました。

そこからは薪を入れて火を繋げていき、次の写真の状態になりました。

上の方に入っている火のついていない太めの角材が厄介でした。。。

この後一度火が消えてしまいます。

次の食材の準備で少し目を離していた間に、

細い薪は燃えていたものの、この太めの角材に燃え移らず、燃え尽きてしまいました。

太い薪にしっかり火を付けるには、ある程度燃え盛っている状態が必要だと学びました。

また、周りから枯草を持ってきて、3回目の着火でやっと安定です。

ちなみに、持ってきた薪は残り少なくなったので、新たに2セット購入しました。

1セット500円で売っています。

600円の切れ端セットのようなものも売られていたようでしたが、もう売り切れでした。。

コスパから600円の方が人気があると思われます。

ダッチオーブン準備

ダッチオーブンに入れた豚バラ肉の出来栄えはこうなりました。

上面の焦げているところは、長い時間下についていたためで、

完成に向けて、何度か回転させてので上面に来ています。

食べてみた結果は、焼き加減はよくできていた、です。

表面に味付けされるかと目論んでいた調味料は、残念ながら全く効いていませんでした。。。

やはり味付けの汁は肉に付いている部分にしか味はつかないようです。

オーブンの中で蒸気として循環しながら味がつくことはありませんでした。

次回は、味付け汁を塗りながら焼く方式で試してみようと思います。

完成したこの豚肉は、焦げているところを取って、少しずつ切り取りながら食べました。

味はついていませんでしたが、

切り取った分を軽く焙って塩コショウするだけで十分おいしかったです。

ほとんど放置で、1時間くらいです。

ダッチオーブンの出来栄え

もう一つの夜ご飯として、パエリアを作ろうと材料を持ってきました。

成城石井で購入したパエリアの素を使った手抜き飯です。

このパエリアの素は米2合分だったので、2合炊けるメスティンで作ろうとしたのですが、

ミックスシーフードやカキを並べてみたら入り切りませんでした。。

そのため、フライパンに切り替えました。

パエリアの材料

素に書いてある作り方の通りに、

 素と水と米(とがずに)を入れて、具材を並べて強火にかける
 沸騰してきたら中火にして15分
 最後は蓋をして蒸らす

と進めていきました。このフライパン用の蓋は持っていなかったので、

火を消して少し放置としてみました。

しっかり蒸らすことができていないため、少し芯が残っていましたが、

個人的にはそれがまたよく、肉と一緒においしくいただけました。

この商品おすすめです。

↓パエリアの素
https://www.nippn.co.jp/products/other/ohmy_homedeli/detail/1194438_2273.html

パエリアの出来栄え

ご飯が食べ終わったら、焚き火を見ながらお酒タイムです。

お酒が強い方ではないので、不思議なものにトライしようと、

お店で見かけた珍しいインドのIPAを買ってきてみました。

正直、ビールの味はよくわかりませんが、おいしく飲めました。

チーズをつまみにまったりです。

お酒とおつまみ

お酒の後は、熱いお茶で体を温めます。

ジェットボイルがとても活躍します。

500㏄くらいは本当にあっという間に沸きます。

ポータブル電源があるので、電気ケトルも使えるのですが、

外が使えるときは、ジェットボイルがよいと感じました。

電気ケトルは1200~1300Wなので電気の節約です。

キャンプ場ではなく、駐車場の車中泊のときに、

電気ケトルを使って電気が足りるかの検証をしていきたいと思います。

寝る前のお茶

寝る前にキャンプ場の様子を撮りました。

露出を変えて2枚撮影です。

焚き火やランタンの明かりと山影や星のコントラストがきれいでした。

寝る前の風景(露出普通)
寝る前の風景(露出暗め)

次の日の朝ごはんの準備です。

《食材》
 ・厚切りベーコン
 ・卵2個
 ・コーンスープの素
 ・コーヒー

登山の道具を使った、手抜き朝食です。

朝ごはんの材料

朝の天気もよく、気分の良い朝食になりました。

寝心地はどうだったか、というと、

キャンプ場で車中泊をしたわけですが、作ったフラット仕様はとてもよく、

寝袋なので寝がえりは難しいものの、ぐっすり寝ることができました。

これでDIYフラット仕様にも実績がつきました。

特に追加仕様は今のところ考えていません。

朝ごはんの出来栄え

朝の日が当たっているところと、まだ陰っているところがきれいで、

散歩しながら写真に収めました。

朝の風景(北側)

この橋がキャンプ場からアクセントとして見えます。

橋を渡って奥まで行くと滝があるとのことです。

今回そこまで足は延ばしませんでした。

川を渡す不動橋
橋からの風景(キャンプ場側)

これで初のソロキャンプの全容は終わりなのですが、

2日目に起きたショッキングなできごとを残していきます。

この日は風が強い日でした。

昼間も焚き火をしたり、散歩したりしていたところ、

突風が吹き、タープが飛ばされました。

ペグは打ってありましたが、それも外れタフトに向けて飛んでいきます。

タープが立っている状態のままタフトに激突し、

そこから天井で1回転するような形でさらに飛ばされていきます。

この状態でやっとタフト付近に到着し、回転してきたタープをキャッチしました。

もう帰る準備をしようとしていたところだったので、

タープはすぐに片付け車は無事かと確認しに行きました。

一通り見た限りでは、、、左側のドアミラーにカスリ跡(傷というより跡)だけのようでした。

横面はミラーがタープを受け、天井の回転はルーフラックがあって助かったようです。

それでも、1か月点検前なのに、、、と少しへこみましたが、

これからキャンプを続けていけば勲章は残っていくだろうと、ポジティブに受け取りました。

この日の強風はさらに、ソーラーパネルも飛ばしました。

3㎏くらいある重いものなので、飛ばされないと思っていましたが、

車から落ち、ポータブル電源も倒しました。

さすがに飛ばされたときにキャッチすることはできませんでしたが、

すぐに救出し、汚れているところを掃除して、動作確認です。

ソーラーパネルは淵に傷、ポータブル電源側のケーブルが折り曲げられてましたが、

無事問題なく充電できることが確認できました。

家に戻って充電していたときも、効率が悪くなっているということはありませんでした。

ポータブル電源は外装に傷が付くぐらいで特に問題はなさそうです。

こういったショッキングなこともあありましたが、今後もソロキャンプや

車中泊に挑戦していく予定です。最初の経験の印象としてはかなりポジティブです。

全体的に登山ギアがとても有効で、今後新しいものを買うときには、

両方で使えるギアを意識しながら、効率的に揃えていこうと思います。

また、こちらのキャンプ場は地元ということもあり、リピートしていこうと考えています。

★今日の忘れ物 ※すべて近くのマルエツで購入
 ・キッチンペーパー
 ・油
 ・食材用トング

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