今回山頂の本殿を目指す山行として七面山敬慎院を選びました。
↓久遠寺HP 七面山登詣ページ
https://www.kuonji.jp/shichimenzan/shichi-tokei.htm
調べた情報だと山頂まで4~5時間かかるとのことで、
敬慎院で宿泊する1泊2日の山行です。
行きは表参道を通り、帰りは裏参道から戻ってくる予定です。
表参道の手前に登山者用駐車場があります。
準備運動をして出発です。
この日はあまり寒くありません。
登山開始 9:20
川上の方へ進んでいきます。
天気が良くて気持ち良いです。
銅像の横を通り、階段を上っていきます。
マップがあります。
とても分かりやすいです。
各お寺を途中経過として山頂へ向かいます。
元丁目に鳥居があります。
1礼して登り始めます。
50丁目に敬慎院があります。
各丁に石碑があるので撮影しながら登りました。
ダイジェスト版で紹介します。
表参道は前情報通りひたすら登りですね。
2丁目を早速見逃し、、あと真ん中の25丁目がありませんでした。。
2丁目に神力坊があります。
こちらは登り始めてすぐです。
休憩できるところですが、お参りだけして通過します。
途中、白装束?を着た御一行さんとすれ違いました。
団体さんで前日敬慎院に宿泊されていたみたいです。
『南無妙法蓮華経』と唱えながら下っていました。
13丁目肝心坊を通過です。
まだ序盤ですが、登り続きで汗だくです。
23丁目中適坊通過 スタートから3.05km 10:40
大体半分まで来ました。
かなり体力を使っているので、次の休憩所で昼食を取ることにします。
眺望の良いベンチがありました。
ここで昼食を取ることにします。
標高が高くなってきているので、止まると結構寒いです。
晴れてはいますが、息が白くなるくらいですね。
昼食はアルファ米ドライカレーとSoyjoyです。
ここにきて気づきましたが、アルファ米は熱湯で15分かかるということで、、、
お湯を入れてから、待ち時間は先へ進むことにしました。
途中でドライカレーを食べて元気を取り戻し、
36丁目晴雲坊までたどり着きました。あと1/3弱です。
ドライカレーはおいしかったです。
アルファ米のぼそぼそ感もあまりなく満足でした。
ずっと登り続けているので、炭水化物とスパイスが身に沁みました。
あまり紅葉を感じる景色がないなとおもっていたのですが、
途中、山の方と近くのモミジがきれいだったので撮影してみました。
46丁目和光門へ到着です。
あと少しで到着できそうで元気が出ます。
パワーを感じますね。
坂を登ると手水舎と鐘があります。
ここが48丁目になります。
真っ直ぐいくと敬慎院の境内に入れますが、
49丁目の随神門は左側にあります。
自分は真っ直ぐいって先に50丁目敬慎院ゴールに着いてしまいました。
敬慎院本殿到着 スタートから6.79km 12:30
無事本殿に到着です。
参拝をして先に宿泊の手続きをします。
荷物をデポして、七面山へ向かいます。
随神門への階段を上って、右手方向へ進みます。
登山道は歩きやすいなだらかな道が続きます。
何か独特な雰囲気です。
葉が落ちているのですが、緑の藻みたいな草が枝に乗っています。
気分が落ち着く感じを受けます。
奥には崩落地があります。
この近くを登っていきます。
1ヶ所怖いところがありました。
崩落地の横をかすめて登るところがあります。
道が崩落地の方へ傾いているのと、
枯葉で滑りやすそうで、引き込まれていきそうな感覚になります。
登りは木の根を腕で掴みながら滑らないように登りましたが、
下りは滑ると落ちていってしまいそうなので、
手前の道をショートカットしました。。。
自分にはそれくらい怖かったです。
七面山山頂到着 スタートから8.76km 13:30
山頂に到着です。
展望はありません。。
ということで、敬慎院に戻ってゆっくりすることにします。
敬慎院近くまで下りてきたところで鹿と出会いました。
家族のようです。
こちらをうかがっていて全く逃げようとしません。
何かもらえると思っているのでしょうか?
挨拶してその場を後にしました。
敬慎院到着 14:10
★山行の内容
総歩行距離:10.37km
合計時間:4時間47分 (途中で昼食休憩)
累積上昇:1,550m
累積下降:283m
消費カロリー:1,809kcal
※SUUNTO SPARTAN SPORT WRIST HR調べ
★感想
表参道はひたすら登りが続く体力的に厳しい道
広くて歩きやすい
直登はないので勾配というより長く登り続ける
七面山は展望がないので行かなくてもいいかもしれない
七面山への道は崩落地もあり注意が必要
表参道はパワーを感じながら登れて気分が晴れる
★高所恐怖症おじさん的採点 ※5段階
技術:2 特に崩落地付近は注意必要、枯葉で滑る
体力:3 ずっと登りが続くが休憩所は多い
高所による恐怖:3 崩落地近くは怖さあり
★今日の忘れ物
特になし
《番外編参籠体験》
泊まる場所は名物1枚布団で雑魚寝です。
この日は自分を入れて3名のみでした。
前日は御一行様全員泊ったみたいです。
夕食を待つ間は、お守りを見たりしていました。
日蓮宗は参拝した記録を御首題というそうで、
本来は御朱印とは区別するものだそうです。
日蓮宗総本山の久遠寺とその関係の深い敬慎院ということもあり、
こちらで御首題帳を購入し、日蓮宗参拝専用にすることにしました。
前回久遠寺を訪れたときには知らずに御朱印帳に拝受していました。。
トイレ、お風呂、流しがあり、不便はありません。
お風呂では石鹸を使ってはいけませんが、
しっかり汗を流すことはできますし、
湯船もありゆっくり疲れを取ることができます。
参籠体験のスケジュールです。
精進料理をありがたくいただきました。
山行で疲れているので、、ご飯とみそ汁はおかわりいただきました。。
夕食後、夕のお勤めを体験です。
まずは、七面大明神様とご対面です。
精神が締まる感じを受けました。
緊張とは違うなかなか体験できない感覚です。
その後は読経になります。
お経は文字で書かれた本を見ながら追っていきます。
『南無妙法蓮華経』の部分は自分も読みました。
身を清めて明日に備えます。貴重な体験でした。
最後に境内の様子を写真に収めたものの紹介です。
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